金屏風・演台レンタル
金屏風・演台
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金屏風とは?どのようなもの?
華やかな印象のある金屏風ですが、日常的に使うことはまずありませんし、もしかしたら「どのようなシーンで使われるものなのか」という点に疑問を感じている企業様もいらっしゃるかもしれませんね。
こちらでは金屏風とはどのようなものなのかについてご紹介していきますので、これから使う予定がある企業様はぜひ参考にしてみてください。
金屏風とはその名の通り金色の屏風のことです。
そもそも屏風とは、中国の漢の時代に「風よけ」として使われていたものなのですが、とても高貴なものであったため、一般市民が使うことはまずなかったそうです。
よって王族が装飾品として重宝しており、日本に入ってきたのは686年頃とされています。
屏風には当時から芸術品として唐絵や日本画の水墨画や大和絵、文人画などが描かれていましたが、金屏風には絵が描かれていませんでした。
しかし、金箔がとても華やかであるため結婚式などのおめでたい場で使われることが主流となり、金屏風に対する人々の関心、需要も高まったとされています。
また一般的にはひな壇のお雛様の後ろに飾られる金屏風が知られており、手前に飾られている雛人形を美しく見せる働きがあると言われています。
同様に結婚式でも新郎新婦を美しく見せるほか、「輝かしい二人の人生」を願って飾られます。 -
金屏風の上手な選び方
金屏風と言うとなかなか身近に感じられずにどのようなシーンで使うものなのかイメージしづらいかもしれませんが、結婚式をはじめ華やかな場では金屏風が多く用いられている現状があります。
しかし、金屏風と言っても様々な種類がありますので、特に初めて使う際には「どういったものを選べば良いのかわからない」となってしまうかもしれませんね。
こちらでは金屏風の上手な選び方についてご紹介していきますので、これから金屏風を取り入れようとお考えの企業様はぜひ参考にしてみてくださいね。
金屏風を選ぶ際には、まずサイズをしっかりと確認しておく必要がありますが、そもそも屏風の数え方は2枚で一双と数えますのでその点を頭に入れて選びましょう。
金屏風のサイズは基本的に高さを6尺、7尺、8尺としたものが多いのですが、例えば6尺の場合は部屋の間仕切りや和室に飾る際のサイズ、7尺はホテルの宴会場や結婚式場、学校や寺社に飾る際のサイズ、一番大きな8尺は天井が高い大ホールや会場などに適しています。
素材にも二種類あり木枠とボードタイプがありますが、木枠は丈夫で高級感がありますが、価格が高額であるのに対してボードタイプは安価で軽いため移動したり取り外すのにも向いています。 -
金屏風の始まりと歴史
金屏風と言えばあまり歴史に馴染みがないという企業様も多いと思いますので、こちらで金屏風の歴史と始まりについて詳しくご紹介していきます。
これから金屏風を取り入れようとお考えの企業様は、ぜひこの機会に知識として取り入れてみてくださいね。
金屏風の歴史はとても古く、元々は中国の漢の時代に使われていたと言います。
今のように彩りや華やかさを持たせるアイテムではなく、部屋の間仕切りや風よけの道具として使用されていました。
最初は無地であった屏風が段々と文字や絵を描いたり、金箔を使うようになり贅沢品、芸術品という位置付けを獲得していったとされています。
日本に屏風が入ってきたのは686年のことであり、朝鮮のもとである新羅国から献上されたという記録が残っています。
ここでもまだ金屏風は出現しておらず、初めて出現したのは室町時代と言われています。
室町時代では一面に金色を施した屏風を「金屏風」と呼び、貴族、王族から大変好評でした。
金屏風は日本有数の輸出品となり、あらゆる国に輸出するとその美しさから称賛されるようになり、次第に流通量が増えていきました。
江戸時代には儀式、礼拝、節句といった、おめでたい席で金屏風が使用されるようになり、今では金屏風におめでたい絵柄が描かれています。 -
演台とは?どのようなもの?
あらゆるイベントで演者が必要とされ、イベントが進行されますが、当然演者が演説を行うためには特定の場所、台が必要になります。
ただマイクを持ってステージに立つだけでも話をすることは可能ではありますが、基本的には資料を使って説明を行うことも多く、最近ではパソコンを使ってプロジェクターに投影を行うというスタイルが主流です。
今回ご紹介する演台とはその名の通り演説を行うための台であり、演説を行う人が必要とされる資料やパソコンなどを台の上に広げたり、内部に入れることができる仕組みになっています。
演台一つにより、演者が良く見えたり、演説の内容が良く聞こえたりするものなので、あまりにも安っぽい演台を使うのはおすすめできません。
また、大きすぎる演台を使ってしまうと、投影された資料が見づらかったり、演者が変に目立ちすぎるなど、バランスが悪くなってしまいます。
演台を選ぶ際にはコンパクトかつ演説に必要なものをスマートに並べられるという点はもちろん、移動や設置がしやすいものを選ぶのも重要です。
また演台の素材にも様々なものがありますので、イベントや演説の内容に合わせたものを選ぶのも重要です。
基本的には木製のものが主流となっています。 -
金屏風・演台が有名なメーカー
金屏風や演台といったアイテムはあらゆるシーン、イベントで使われるものではありますが「どのような商品を選べば良いのかわからない」と悩まれる企業様もいらっしゃるでしょう。 当然メーカーや商品によって特徴が異なるため「どれを取り入れるか」という点はとても重要です。 こちらでは金屏風や演台を取り扱っている主要メーカーをご紹介していきます。
・泰山堂
大正7年に創業したとされる、老舗金屏風メーカーです。 実は式典用の金屏風を制作している会社は、日本国内でも4社程度しか存在しませんが、その中でも泰山堂はクオリティが高く、安定していると高評価を受けています。 官公庁ホテル用や神社仏閣用などあらゆるシチュエーションに使える金屏風を多く取り扱っています。
・株式会社大湊文吉商店
明治初期に創業した企業で、新潟県加茂市に所在しています。 「渋紙」の製造卸から始まり、あらゆるタイプの屏風を取り扱っています。 長年の伝統と技術に裏づけされた「ものづくり」をモットーに一つ一つ丁寧に仕上げられているため、クオリティが高いと評判です。
・トキハ産業株式会社
昭和22年に別注家具メーカーとして創業したこちらのメーカーではあらゆる家具を高度な技術を用いて製造してきましたが、現在ではオフィスファニチャー業界を中心に独自の地位を築いています。 演台の取り扱いはもちろん、あらゆる家具の販売や修理もおこなっています。 -
まとめ
演台は比較的多くの場所で使われるアイテムと言えますが、金屏風といえば「めったに使わない」というイメージをお持ちの方も少なくないかもしれません。
確かに金屏風が使われるシチュエーションは限られていますので、金屏風を用いる際にはシチュエーションや場所、イベントの内容に沿ったものを選ぶ必要があります。
当然演台に関しても同じことが言えますので、特別な商品を扱う際には商品選びが非常に重要になると言えるでしょう。
これから演台や金屏風を扱いたいという企業様は、まずどのような商品を求めているのかを明確にし、ニーズに合ったものを選ぶ必要があります。
リョーマレンタルでは各種商品を取り揃えていますので、ぜひご相談ください。