モーターグレーダレンタル
モーターグレーダ
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ブルドーザー / ブル乾地タイプ
メーカー 型式 全 長
mm全 幅
mm全 高
mm軸 距
mm総質量
㎏ブレード形式 コマツ GD405 7,015 2,115 3,155 5,000 9,900 一重側刃付箱形 CAT MG230 7,640 2,160 3,295 5,300 10,115 二重側刃付箱型 コマツ GD505 8,150 2,415 3,145 5,780 12,150 一重側刃付箱形 コマツ GD655 8,695 2,460 3,370 6,070 16,555 側刃付箱形 CAT MG430 8,740 2,420 3,365 6,250 13,660 二重側刃付箱型
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モーターグレーダの概要
モーターグレーダとは主に工事現場などで働く車の一種で、現場の整地などを行う重機の一種となります。本来、工事現場などは平らな場所ばかりではなく、凹凸があって作業も難航する場合があります。それら現場の整地を担うのがモーターグレーダです。
モーターグレーダは日本で見かけることも多い建機ですが、もともとはアメリカで生まれたとされています。事実、モーターグレーダの原形となったとされる鉄板付きの木製ワゴンは1878年に開発されたとされ、そこから改良が進められて現在の形になったとされます。
近年のようなモーターグレーダとなったのは1931年頃とされ、当時はタイヤを装着したモーターグレーダが主流だったのだとか。そこから時代を経てモーターグレーダは進化し、現代日本の産業を支える機械の1つとして上陸したわけです。
実際に土木現場や建設現場に導入されることが多く、その用途も現場によって使い分けられています。なお、モーターグレーダによっては所定の溝を整形するものもあるなど、実は意外と奥が深い機械とされています。そのため、日本では整地機械とまとめて呼ばれることもあるのが特徴です。 -
モーターグレーダの種類
モーターグレーダは単体で整地や整形ができることもあり、種類についてはアタッチメントの変更による変化くらいしかありません。しかし、採用されている方式によって区別されることがあります。それが被牽引式と自走式の2種類です。
被牽引式のモーターグレーダは主にトラクターなどに牽引される方式となっており、自ら走行することはできません。それに対して自走式のモーターグレーダは単体で走行できる方式となっており、自ら現場を移動できるという特徴を持っています。
なお、例外として作業装置の動力で分けられることもあるので、その点が何を基準に分類されるのか知っておかなくてはなりません。実際にこの場合は機械式や油圧式として分類され、それによってモーターグレーダを使い分けられることもあります。
それらモーターグレーダは整地や整形を行うために現場に導入されることもあり、装着するブレードなどによっても違います。さらには重量などでも変わるため、それらの点によってモーターグレーダの種類を把握しておくとわかりやすいのではないでしょうか。 -
モーターグレーダの役割
モーターグレーダは工事現場で整地や整形を行うのが主な役割となります。実際に現場の整地を行うモーターグレーダが多く導入されている他、道路工事などで路床・路盤の整地を行う役割などでも採用されています。
それだけでなく路面や広場など、精度の高い整形が必要な現場などにおいてもモーターグレーダが活躍しています。精密な整形が必要となる現場でも活躍するのがモーターグレーダであり、法面の切り取りや仕上げだけでなくL型溝の掘削なども行うことがあります。
なお、雪国であれば除雪車として活躍するモーターグレーダを見たことがある方も多いかもしれません。モーターグレーダはその構造上、車体の先端や中間にブレードが装着されており、不要なものを取り除くことが可能です。
雪国ではそれら除雪としての役割はもちろん、雪の表面をあえて粗くすることによってスリップなどの事故や怪我を未然に防ぐために導入されることもあります。このように多方面で採用されているのがモーターグレーダなのです。 ただし、車体が非常に大きいこともあり、小回りが必要な作業は向いていません。そこは他の建機などで補う必要が出てくるのも特徴と言えます。 -
モーターグレーダのメーカー
モーターグレーダを扱っているメーカーはあまり多くなく、日本で活躍しているものの中には外国から輸入されたものもあります。しかし、中には逆に日本が輸出するなど、海外で認められているモーターグレーダメーカーも存在します。それが以下の5つです。
・三菱重工業
・川崎重工業
・三島造船
・新潟鉄工
・コマツ
以上の5つの中には、名前を聞いたことがあるという業者もあるかもしれません。特に現在でもモーターグレーダを提供しているメーカーとして知られているのが、三菱重工業や川崎重工業です。これら大手の業者は幅広い重機を手掛けており、日本の産業にも貢献しています。 現在では三島造船や新潟鉄工などでモーターグレーダの製造が中止となっているのですが、それでもかつてはこれらの業者が手掛けたモーターグレーダも目にすることがありました。近年ではそれを補う形でコマツなどの建機メーカーが活躍しています。 もちろん、重機メーカーという意味なら日本にもいくつかの業者があるため、今後の活躍にも期待したいところです。もしかしたら今後はさらなる成長を見せてくれるモーターグレーダメーカーも現れるかもしれません。 -
モーターグレーダレンタルのメリット・デメリット
モーターグレーダは大型の建機となるため、1台導入するだけでも相当なランニングコストがかかります。それだけでなく本体だけでも相当な値段となります。だからこそ、もし単発で必要ということならモーターグレーダレンタルを活用するのがおすすめです。
・モーターグレーダレンタルのメリット
モーターグレーダレンタルであれば維持費がかからないどころか、本体価格も気にしなくて良いです。もちろんレンタル代はかかるものの、それ以外で必要となる出費も抑えられます。それこそがモーターグレーダレンタル最大の魅力と言えるでしょう。 実際に降雪地帯などでは冬の間だけモーターグレーダが必要となることもあるため、夏は返却しておいて必要となったら借りるというのもありです。そういった幅広い用い方ができるのもモーターグレーダレンタルの強みです。
・モーターグレーダレンタルのデメリット
モーターグレーダレンタルだけに言えることではないですが、あくまでも借り物であるために自社で所有することができません。業者によっては重機を多く取り揃えていることがステータスとなることもあるため、そういった意味では半永久的に借り物として扱わなくてはなりません。 -
まとめ
モーターグレーダは小型のものはほとんどなく、その多くが大型のものとなります。それゆえに本体もなかなかの高額で、すべて取り揃えるというのは現実的ではありません。むしろそこはレンタルを活用した方がお得にモーターグレーダを活用できる可能性が高いです。
リョーマレンタルではそれらモーターグレーダレンタルも行っておりますので、もし現場の整地や整形が必要となるということなら気軽にご相談ください。当社では現場に最適なモーターグレーダを提供させていただいているので、きっとお役に立てるはずです。