コンクリート打設機レンタル
コンクリート打設機
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コンクリート打設とは?どのような工事のこと?
あらゆる工事現場でコンクリートを用いた作業が行われていると思います。
家や建物を建てる際などにはコンクリートが欠かせませんが、コンクリートを上手に扱うにはいくつかコツがあります。
今回は「コンクリート打設」とはコンクリートに関連する工事の中でどのようなもののことを指すのかお伝えしていきます。
これからコンクリート打設を検討している企業様はぜひこちらを参考にしてみてくださいね。
コンクリート打設とは、生のコンクリートを規定の枠の中に流し込む作業のことを言います。
主に建物の基礎を作る際には必要不可欠な作業となっていますので、多くの現場で見ることができるでしょう。
そもそも「打設」という言葉は生コンクリートを充填するため、念入りに叩いたり突いたりして空気や水を出した事が由来とされています。
つまりただ生コンクリートを流し込むだけではなく、流しやすくするように下準備をしたり、後処理をすることもコンクリート打設の一環と認識されています。
昔は棒などにより手作業で作業が行われていましたが、現在はバイブレータや圧送技術などが用いられることによって、より正確にそして素早く作業が行えるようになりました。
さらに、コンクリート打設は基礎の底盤部分と立ち上がり部分に分けて行う二度打ちを採用されていることが多いです。 -
コンクリート打設に使われる機械と工法
コンクリート打設にはいくつか工法があり、また工程によって様々な機械が使われます。
コンクリート打設と言ってもただ枠の中にコンクリートを流し込むだけではなく、下準備から後処理までを一連の流れとすることから、一種類だけの機械や工具を使うわけではないとされています。
こちらではコンクリート打設に使われる工法や機械について詳しくご説明していきます。
コンクリート打設に使われる工法は大きく分けて2種類あります。
一つがコンクリートポンプによる工法でもう一つがコンクリートバケットによる工法なので、それぞれを詳しく見ていきましょう。
前者の方法はポンプ車等によって配管を経由しポンプ圧送することでコンクリートを流し込みます。
現在ではこちらの方法の方がやや多く用いられている傾向にあります。
そして後者はコンクリートを入れたバケットを打設位置までクレーン等で移動させた上で打設を行う方法とされており、コンクリートポンプとは全く違うやり方、機械が必要になります。
ポンプ車を用いてコンクリート打設が行われるようになった背景には、ポンプ車の性能の向上や、現場での省力化が図られるなどが挙げられます。
しかし、小規模の打設や固練りのコンクリートでポンプ圧送が難しい場合はバケットを使って打設を行います。 -
コンクリート打設の具体的な順序
コンクリート打設を行ったことがない企業様にとっては「どのような順序で打設を行うのか」という点に疑問を感じられるかもしれませんね。
こちらではコンクリート打設の具体的な順序についてお伝えしていきますので、ぜひコンクリート打設を検討されている企業様は参考にしてみてください。
まず最初にコンクリート打設に関する打ち合わせを行うところから始めます。
打ち合わせは打設計画書に沿って行われ、打設の手順や注意事項などをスタッフ同士で共有することを目的としています。
次に打設工法の選定を行い、コンクリートポンプ工法とコンクリートバケット工法のどちらを利用するかを決めます。
大きな場所や広い場所であればコンクリートポンプ工法が適していますが、狭い場所やポンプ車での輸送が難しい場合はコンクリートバケット工法を使用します。
そして打ち込み準備として枠型が規格通りに作られているかや工事当日の天気にいたるまで詳しく調査します。
その後現場に届いた生コンクリートの質を調査するため受入検査を行ったのち、打ち込み・締め固め作業を行います。
締め固め作業とはコンクリートを枠型の隅々まで充填する作業のことを言います。
最後に表面にできた凸凹をコテなどでならす仕上げ作業を行い完成となります。 -
コンクリートポンプの始まりと歴史
現在ではコンクリート打設といえば基本的にコンクリートポンプ車を使っての作業が行われることが多いとされています。
そんなコンクリートポンプを使った工事とはどのようにして始まり、どのような歴史を辿ってきたのでしょうか。
コンクリートに携わったことがある企業様もあまり詳しい歴史は知らないかもしれませんね。
こちらではコンクリートポンプの始まりと歴史について詳しくご紹介していきますので、知識としてぜひチェックしてみてくださいね。
コンクリートポンプの歴史は実はとても古く、今から約100年前の1907年にドイツで発明されたことがわかっています。
100年前からすでにコンクリートを圧送する技術があったことに驚きますね。
先駆けはドイツでしたが、日本にもその後普及した記録があります。
日本で最初の圧送工事は東京オリンピック以降の高度経済成長期に行われたという記録が残っています。
それまではタワーカート工法を使ってコンクリート打設を行なってきましたが、コンクリートポンプ工法を用いることにより打設・作業性・省力化を大幅に改善できるとあって一気にこちらの方法に移行したとされています。
最近では建物が高層化、長大化している現状がありますので、より正確にまた効率よくコンクリートを扱う必要が出てきています。 -
コンクリート打設機が有名なメーカー
コンクリートを用いて建物の基礎などを作るという作業はとても多くの現場で行われています。 一般的な住宅を建てるときはもちろん、大掛かりなビルなどを建築する際にもコンクリート打設は必要不可欠な工事と言えます。 こちらではコンクリート打設機が有名な主要メーカーをご紹介していきます。
・トヨタ工機株式会社
こちらの企業では約50年にわたる「ものづくりの精神」を大切にしており、目に見えないところまで手を抜かない徹底したお客様思考の精神を大切にしています。 主にプレキャストコンクリート製品用型枠と製造設備などに携わる商品を開発、販売しており、生コン打設装置にはスクリュー投入機、ロールフィード投入機の二種類があります。
・エクセン株式会社
建設機械を主に取り扱っている企業であり、あらゆる現場、工事に役立つものがバリエーション豊富に取り揃えられています。 コンクリート打設に関連する商品としては打設後の工程である締め固め作業に必要なバイブレータを多く取り扱っています。
・株式会社ヤマカツ
こちらの企業では主にコンクリートバケット工法に使われるコンクリートバケットを多く取り揃えています。 一般型 生コンバケットと専用型 生コンバケットに分けられており、その中でも細かく用途に応じて分類されているため、より現場に適切なものを選ぶことが可能です。 -
まとめ
コンクリート打設はあらゆる現場で行われている工事の一つであり、早く固まってしまうコンクリートを的確に枠の中に収める打設という作業は案外難しいものです。
コンクリートの質にもよりますが、やや質の低いコンクリートであった場合、さらに硬化が早かったり、扱いづらいこともあり、コンクリート打設を円滑に行うことが必要不可欠となります。
コンクリート打設には2種類の工法がありますが、それらに携わる機械は幅広い企業から販売されています。
これからコンクリート打設をお考えの企業様はぜひ現場や用途にピッタリのものを選ぶようにしてくださいね。
リョーマレンタルではコンクリート打設機を多く取り揃えています。