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高速切断機とは？どのような機械？
「高速切断機」と聞くとどのようなイメージをお持ちでしょうか。
これから高速切断機を導入したいとご検討されている企業様はぜひこちらをご覧ください。
今回は高速切断機とはどのような機械なのか、またどのような特徴があるのかについてご紹介していきます。
高速切断機とは別名「カッター」とも呼ばれる機械であり、その名の通り様々な素材を高速回転により切断することができるものです。
工事現場や建築現場では何かと切断しなければならないものが多くあると思いますが、そのような現場で重宝される機械の一つとなっています。
高速切断機の特徴としては、あらゆる素材を切断、カッティングすることができる点が挙げられます。
主に一般鋼材・鋳鋼・鋳物・ワイヤーロープなど硬い素材のものも切断することができるため、工事に多く用いられます。
高速切断機に用いられているのは「切断砥石」と呼ばれるものであり、チェーンソーなどと異なり「刃」を使っているわけではないというのが特徴です。
似ている機械としてディスクグラインダーがありますが、やや性能や使い方が異なるため、両者の違いについては後ほど解説していきます。
高速切断機にも多くの種類が存在しますので、現場に合わせた適切なものを選ぶことが重要となります。 -
高速切断機の種類
実は高速切断機と一言で言っても様々な種類がありますので、それぞれの種類について詳しく知っておくことが重要です。
これから高速切断機を導入しようとご検討されている企業様は、それぞれの特徴や違いについて詳しく知っておくことをおすすめします。
そうすることによって、より目的や現場に応じた機械を用いることが可能になりますよ。
「どんな高速切断機を選べば良いかわからない」という企業様もいらっしゃると思いますので、こちらを参考にしてみてくださいね。
高速切断機には様々な種類があり、まず電源方式にはAC電源式と充電式の二種類があります。
AC電源式はその名の通りコンセントから電源を取り稼働させるタイプの機械となります。
基本的に高速切断機は据え置いて使う機械なので、ほとんどはこちらのタイプが用いられています。
一方充電式とはコードレスかつブラシレスモーターを採用しているため、電源から遠く離れた場所であっても使用することができるのが一番のポイントです。
切断を行う砥石の外径も機械によって違いがあり、305mmや445mmといったサイズが存在しますので、切断する素材の大きさや厚みによって適切なサイズのものを選ぶ必要があります。 -
高速切断機とディスクグラインダーの違い
高速切断機はあらゆる素材を高速振動させることによって切断することができる、非常に便利な機械です。
実は高速切断機と似たような役割をする機械が存在していますので、こちらでは両者の特徴と違いについて詳しくお伝えします。
同じような働きをする機械であっても、実は全く性能や仕上がりが異なることもありますので、現場や用途に合わせて適切な機械や工具を選ぶ必要があります。
高速切断機とよく似ているとされる機械の一つとして挙げられるのが、ディスクグラインダーと呼ばれるものです。
見た目はとてもよく似ており、高速切断機もディスクグラインダーも切断砥石を用いて素材を切断するという仕様になっています。
ではどこが違うのかというと、一番の大きな違いはサイズ感や使い方にあります。
ディスクグラインダーに比べて高速切断機は比較的大きなものが多く、使い方としては卓上設置型となっているものがほとんどです。
よって、手ぶれの影響を受けずに狙ったところを確実に切断することができるのが高速切断機の特徴と言えるでしょう。
しかし、細かいものを切断する際や屋外で使いたい場合などはディスクグラインダーの方が適しているため、現場や素材に応じてどちらを選ぶか決める必要があります。 -
高速切断機の使い方と注意点
初めて高速切断機を使うという企業様にとっては「どのように使えば良いのか」という点や「どのような使い方をすれば安全なのか」という点についてしっかりと知っておくことが好ましいでしょう。
高速切断機は硬い素材もいとも簡単に切断することができてしまいますので、使い方を間違えると思わぬ大事故につながる可能性があります。
こちらでは高速切断機を安全に使うための具体的な使い方についてご紹介していきます。
高速切断機はその名の通り高速で振動する機械であるため、必ず安定した場所で使うことが望ましいでしょう。
不安定な場所に設置してしまえば、素材が上手く切れないばかりか、操作する人が怪我をしてしまう可能性があります。
また、切断時には火花や切り子が飛んできて、それらが目に入ったり、肌に当たったりすると失明や火傷の恐れがあります。
よって高速切断機を使用する際には必ずゴーグルと手袋を着用します。
また、高速切断機に取り付けられている切断砥石が欠けていたり、湾曲していると効果が十分に発揮できないことがありますので、必ず事前に確認しておきましょう。
いよいよ切断となれば、切断するものが専用バイスに確実に固定しているか確認することも重要です。 -
高速切断機が有名なメーカー
高速切断機は木材から鉄材まであらゆる素材をテキパキと切断することができる優れものです。 電動機械、工具の中でも幅広い現場で使われている現状がありますので、その需要に応えてあらゆるメーカーが販売を行なっています。 こちらでは高速切断機が有名な主要メーカーをご紹介します。
・マキタ
「電動工具メーカー」として知らない人はいないくらい有名な企業で、高速切断機の他にも電動ドライバーや電動ハンマーなど多くの機械を取り扱っています。 充電工具のラインナップは特に豊富で、日本における電動工具のシェア率はトップとなっています。
・HiKOKI
国内ではマキタの次にシェア率が高いとされる企業で、充電工具が豊富に取り揃えられているという点ではマキタと同様です。 元々は「日立工機」という名前で知られており、締付け、穴あけ、研削、集じんなどあらゆる用途で使えるプロ用工具が充実しています。
・新ダイワ
こちらのメーカーは主に産業機械や農林・緑地管理機械を取り扱っている大手メーカーとして知られています。 電動工具以外にも発電機や溶接機、切断機、洗浄機といった業務用、プロ向け商品を多く取り扱っており、あらゆるシーンに使えるとあって評価されています。 -
まとめ
最初は高速切断機はチェーンソーのような刃がついた切断機であると思っていた方も多いのではないでしょうか。
しかし実際には切断砥石と呼ばれるディスク状の円盤を使い、硬いものや大きなものであっても切断をすることが可能です。
似たような機械にディスクグラインダーというものがありますが、高速切断機の方がより大型で据え置き型であるため、手ブレなどの心配がなく確実に切断することが可能です。
高速切断機と一言で言っても電源方式や砥石外径、替刃の種類によって様々な商品が存在しています。
もし導入をご検討でしたら、ぜひリョーマレンタルにご相談ください。
現場や目的に応じた最適な商品をご提案いたします。