送風機レンタル
送風機
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送風機の概要
送風機とはその名の通り、風を送り出すための機械のことです。通常の送風機は内部に羽根が取り付けられており、それら羽根車が回転することによって空気を送るものを言います。これら送風機は多種多様な現場で活躍しており、工事現場などには欠かせない機械の一種だと言えるでしょう。
なお、送風機には羽根車の他にロータやピストンなどが組み込まれているものも存在し、それらはまた別の呼称で呼ばれていたりします。送風機という名称はそれら風を送るための機械の総称だと思っておきましょう。
これら送風機は単に空機を生み出すだけが仕事ではありません。実際に導入される現場によって、その用途というのも大きく変わります。例えば、近年であれば単に空機の入れ替え、いわゆる換気に送風機が使用されることも多いです。それだけではなく工事現場でも重宝され、広義では冷暖房などの機械も送風機に分類されます。
それら風を司るすべての機械が送風機として採用されているということです。ただ、構造によってそれぞれ送風機がどのような形式の送風機なのかも変わるので、そこはより詳しく知ることが重要です。 -
送風機の種類
送風機は大きく分けてファンとブロワと呼ばれる2種類が存在します。より形式で分けていくと細分化できるのですが、まずはファンとブロワでどのような違いがあるのかについて知っておくことが重要です。
まずは定義の話となってしまうのですが、送風機のファンに関しては「送風機のうち圧力比1.1以下のもの」と定められています。その一方、送風機のブロワに関しては「送風機のうち圧力比1.1～2程度のもの」と定められています。
つまり、とても簡単に言えばどれほどの気体を送風できるのかによって、それぞれ分類されているということになります。主に一般的な現場で使用されているのはファンとなるのですが、逆に液体中に気体を吹き込むために使用されるものなどはブロワと呼ばれるわけです。
さらに送風機は形式によっても違いがあります。すべて説明していると時間がいくらあっても足りないので省略しますが、送風機には遠心送風機や軸流送風機、斜流送風機、横断流送風機なども存在します。これら送風機の形式によってそれぞれが持つ構造も異なるため、より現場にどのようなものが適しているのかを考えて選ばなくてはなりません。 -
送風機の役割
送風機の主な役割としては、風を送り込むことにあります。例えば、工事現場などでは空気を入れ替えないと作業しづらく、最悪の場合は事故や怪我などにも繋がってしまいます。実際にそれら現場の空気を入れ替えるというのが送風機の大きな役割です。それら換気に特化した送風機のことを、俗に換気扇と呼びます。
また、送風機は冷房や暖房の風を送る際にも活用されるのが特徴です。事実、内部で発生させた空気を外部に送ることで周辺環境の空気をコントロールすることができるため、工事現場だけではなく家庭などでも使用されています。ちなみに、これら空調に特化した送風機のことを、俗に扇風機と呼びます。
その他にも送風機には役割がそれぞれあって、酸素供給や粉塵処理などでも活躍しているわけです。実際に風圧だけではなく風量などもコントロールできる送風機は、単なる送風だけではなく吸引などもできるなど、実は多種多様な役割を持っているのが特徴です。
近年はより多くの役割を持っている送風機も増え、工場をはじめ教育機関や医療機関、それぞれの商業施設などにも欠かせないものとなっています。 -
送風機のメーカー
送風機を取り扱っているメーカーはいくつかあるのですが、その中でも以下の5つに関しては非常に優れた送風機を提供していることで知られています。送風機を求めている方は、ぜひこれら送風機メーカーについても知っておきましょう。
・昭和電機
・淀川電機
・西村電機
・スイデン
・アクアシステム
以上の5つは送風機業界で名の知れた業者となっています。特に昭和電機や淀川電機、西村電機などの製品は品質も良く、多種多様な業界から支持されているのが特徴です。もちろん、スイデンやアクアシステムも送風機を扱っているメーカーとして定評があります。 さらにその他にも三菱電機では送風機を取り扱っていますし、ミネベアミツミやアクティオ、エスエムシーなどの大手もかつやくしています。もともとの送風機の需要が幅広いため、供給しているメーカーも多い状況です。 もし送風機が必要ということなら、ここで挙げたメーカーの中から自分に合っていそうなところを見つけてみてはいかがでしょうか。どの業者を選ぶかによって違ってくるものの、相性が良ければより長く愛用していけるはずです。 -
送風機レンタルのメリット・デメリット
送風機は1つ1つで見るとそこまで高価ではないのですが、それでも取り入れる規模によってかなりの出費となる場合があります。そのため、購入するのではなく現場に合わせてレンタルするというのはいかがでしょうか。事実、近年は送風機レンタルを行っている業者も多く、購入せずとも活用できる環境となっています。
・送風機レンタルのメリット
送風機レンタルは無駄な出費を抑えられるというのが大きな魅力となります。通常、送風機を取り入れる場合は本体代と維持費がかかります。それでいて日々の点検や管理など、ランニングコストも膨らんでしまうわけです。しかし、送風機レンタルであれば必要な期間だけ借りられるため、保守するためのお金も節約できます。 それでいて豊富な送風機を取り揃えているところなら、現場に最適なものも選べます。購入するとなかなか現場にしっくり来るものがない場合もあるため、そこはレンタルで豊富なラインナップから選ぶのが良いわけです。
・送風機レンタルのデメリット
送風機レンタルは借りている以上、半永久的にレンタル料などがかかります。これは購入に比べると少し残念なところかもしれません。もちろん、期間が限られている分には良いのですが、これからも半永久的に使用するということなら購入した方がお得となる場合もあります。そこは慎重に判断して導入しましょう。 -
まとめ
送風機は現場に欠かせない機械であり、空機を循環させるためには必須の機械となります。これら送風機は単に空気を送り込むだけではなく吸い取ることもできるなど、空気をコントロールするのに活躍します。近年ではその他の用途も多々あるため、導入するものによっては非常に役立つはずです。
しかし、すべて購入するとそれなりの出費となるため、上手にレンタルも活用することをおすすめします。特にリョーマレンタルでは送風機レンタルなども行っておりますので、もし送風機が必要ということなら気軽にお声がけください。