ミストファンレンタル
ミストファン
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取扱い製品使用方法(ミストクーラーEC-F-02)
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ミストファンとは?どのような特徴がある?
日本の夏は年々暑くなってきており、一昔前はクーラーなど冷房機器がなくとも過ごせていたものの、現在ではとんでもない話になってきています。
当然何の対策もしなければ不快指数が大きくなり、作業効率にも影響が出てくる可能性があります。
特に工場やイベント会場など熱を発する機械がある場所、不特定多数の人が集まる場所では暑さ対策は非常に重要と言えるでしょう。
今回ご紹介するミストファンとは一体どのような機械なのか、こちらで特徴や使い道についてご紹介していきます。
ミストファンとはその名の通り、霧を発生させそれを送風機で送風、拡散することができる機械のことを指します。
いわゆる霧吹きと扇風機が一体になったような仕様と考えると分かりやすいのではないでしょうか。
ミストは霧を意味しますが、この霧を発生させるには主に超音波を使います。
ミストファンの原理は、水分の蒸発時に周囲から熱を吸収するという気化熱の原理を使用しています。
熱を吸収することによって周囲の温度を3~5℃ほど下げるというのが特徴です。
クーラーだとどうしても冷えすぎてしまったり、涼しい場所と涼しくない場所のムラが出てくる可能性がありますが、ミストファンは元々「ここだけを冷やしたい」という場面で使います。 -
ミストファンのメリットとデメリット
クーラーに比べて穏やかな涼しさが特徴のミストファンは一体どのようなメリットがあるのでしょうか。
周囲の空気を冷やしたり、温度を下げる機械にはいくつか種類があり「何を導入すれば良いのか」という点で疑問に感じられる企業様もいらっしゃるかもしれませんね。
どんな機械であっても良いところ、悪いところがありますので、両者をしっかりと把握した上でより適切なものを選ぶ必要があります。
こちらではミストファンのメリットとデメリットを詳しくご説明していきます。
ミストファンのメリットとして一番に挙げられるのが、穏やかな冷却効果があるという点です。
クーラーや扇風機であれば、どうしてもその室内や周囲の空気、温度が冷えすぎてしまうことが懸念されます。
特に寒がりの方や冷え性の方、女性の方の中には「クーラーが苦手」とか「扇風機が直接当たるのが苦手」という方もいらっしゃるでしょう。
その点ミストファンは風と気化熱を使って冷却をするという仕組みとなっていますので、冷えすぎたり体がだるくなることはありません。
ちなみに霧を噴射するため、空気の乾燥を防ぐ加湿器としての役割も果たします。
一方デメリットを挙げるならば、効果が穏やかすぎて猛暑には役不足になりがちという点です。 -
業務用ミストファンの種類は?
ミストファンには家庭用と業務用の二種類があり、家庭用のものはコンパクトかつ軽量で持ち運びも容易なものが多いです。
一方業務用のものはパワフルでミストの噴射量や送風量が多いという特徴があります。
今回は業務用ミストファンの導入を検討されている企業様に向けて、どのような種類があるのかご紹介していきます。
業務用ミストファンには様々な種類がありますが、最もオーソドックスなものは据え置き型です。
据え置き型とはその名の通り、地面に置いて定位置に固定したまま使うというタイプで、業務用の中ではよりパワフルで強力な威力を持ちます。
よって、イベント会場や工場、工事現場など暑さが強いところや広いところで使われることが多いとされています。
基本的に一箇所で定点に置き使用しますので移動は難しいですが、その分しっかりとミストを感じられます。
次に酪農や畜産にもおすすめのダクト型を紹介します。
ダクト型はダクトファンとミストファンが一体となったタイプで、原理としては水を回転するディスクで霧状にすることによりミストを噴射します。
この仕様だと水あかや不純物で目詰まりを起こすことがないため、お手入れも簡単です。
最後にリモコン付きのタイプですが、リモコンによって操作が可能なため直接ミストファンの場所まで行く必要がなく、効率良く使用することができます。 -
業務用ミストファンの上手な選び方
業務用ミストファンには様々な種類がありますが、「どのようなタイプのミストファンを選べば良いかわからない」となってしまう事もあるでしょう。
特に初めてミストファンを導入する企業様はどのタイプを選べば良いか悩んでしまうかもしれませんね。
こちらでは上手なミストファンの選び方についてご紹介していきますので、ぜひご覧ください。
最も大切なのはミストファンをどこで使うか、またどのような用途で使うかという点です。
まずはそちらを整理し適切なものを選びましょう。
例えば、工場など広い場所でミストファンを使うならば、より広範囲に使える据え置き型がおすすめです。
据え置き型はミストファンの中でも一番大きな種類となりますので場所は取ってしまいますが、その分とてもパワフルで離れた場所にもミストや冷気を感じる事ができます。
使う場所が広ければ広いほどパワフルな馬力を持ったミストファンを選ぶと良いでしょう。
据え置き型は他のタイプに比べて、比較的クーラーのような使い方ができます。
よって、室内全体だけではなく屋外でも大人数が涼むことができるのが魅力です。
また、タンクの容量は大きいものを選びましょう。
タンクの容量が大きいと給水の頻度が減りますので、効率的に使用できます。 -
ミストファンが有名なメーカー
業務用ミストファンは需要が高いため、多くのメーカーから発売されています。 当然メーカーや商品によって特徴、スペックは異なりますので、適切なものを選ぶ必要があります。 用途や使う場所によって選ぶべき商品が異なりますので、より適切なものを選ぶ事が重要です。 こちらでは業務用ミストファンを取り扱っている主要メーカーをいくつかご紹介していきます。
・日動工業株式会社
こちらの企業ではミストファンの他に、LED照明、直流溶接機・トランス・各種環境製品などを取り扱っており、現場を快適に導く商品を開発しています。 こちらのミストファンは貯水量が60Lなど非常に多いため、給水回数が少なくて済むのが特徴。 連続運転時間が約12時間と長時間パワフルな運転が可能です。
・株式会社J&S
こちらの企業は主に夏場の職場環境改善を行うためのあらゆる機械を取り扱っています。 主にミストファンをはじめ、スポットクーラー、ダクトファン、冷風扇、大型ファンなどがラインナップとして存在します。 ミストファンは遠心式で目詰まりしないのが魅力です。
・スーパー工業株式会社
高圧洗浄機をはじめ、ドライ型ミスト発生装置などを取り扱っている企業です。 ミストファンは移動式のものがあり、最大到達飛距離30mと非常にパワフルな仕様となっています。 軽量タイプと大型タイプがあります。 -
まとめ
ミストファンはクーラーに比べて穏やかな冷却効果であるため、老若男女問わずにあらゆる場所での使用が可能です。
工場や工事現場など熱を発する機械が多くある場所での熱中症対策や乾燥を防いで粉塵対策にも使えます。
また、不特定多数の人が集まるイベントや猛暑が気になる屋外イベントでの熱中症対策などにも幅広く使用されている現状があります。
これからミストファンを取り入れようと思っている企業様は、ぜひ用途や使う場所に応じて適切なものを選ぶようにしてください。
リョーマレンタルではあらゆる冷却機器を取り扱っていますので、「何を取り入れれば良いかわからない」という場合にも遠慮なくご相談ください。