電動バックホーレンタル
電動バックホー
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電動バックホーとはどのような機械?
機械や建機には様々な種類があり、一つの工事やイベントでいくつもの機械を使うことも珍しくありません。
中にはとても複雑な構造をしているものや免許なしでは操作することができないもの、また1台数百万円という高額な料金で発売されているものも存在します。
大掛かりなイベントを行うのであれば土台から作らなければならないケースもあり、その際には適切な機械を用いる必要があるでしょう。
今回は電動バックホーとはどういった機械なのか、詳しくご紹介していきます。
電動バックホーとは、ショベルがオペレーター側の方向に取り付けられている建機・重機のことを指します。
つまり、一般的に認識されている「ショベルカー」をイメージするとわかりやすいのではないでしょうか。
基本的には地面を掘る掘削作業がメインの作業となりますが、ショベルの部分をアタッチメント変更によって別のものに変えられるため、掘削以外の作業にも使うことが可能です。
また、オペレーターがショベルを動かす際には自分の方に引き寄せる動きをするため、深い場所の掘削よりも浅い場所の掘削、もしくは浅く掘削する際に向いているとされています。
よって、土地開発や地盤改良などではなく、数日間行われるイベントのようなシーンで用いられることが多いのです。 -
油圧ショベルには様々な種類がある
電動バックホーはいわばショベルカーのように掘削を行うことを目的とした機械であることをお分かりいただけたと思います。
このように掘削を行う機械、ショベルカーのような動きをする機械のことをまとめて「油圧式ショベル」と言います。
油圧式ショベルにはいくつか種類があり、油圧ショベル・ミニショベル・バックホー、ディガー、エキスカベーターなどが存在しますが、いずれも同じ形状の建機のことを指します。
昔は運転質量6トン以上のもののみ油圧ショベルと呼び、6トン未満のものをバックホーと呼んでいましたが、近年になり呼び方が細分化したとされています。
現在は大型クラスのものを油圧ショベル、小型クラスのものをミニショベル・ミニバックホーと呼ぶようになったため、そこまで大掛かりな工事が必要ないイベントでは必然的にミニショベルやミニバックホーが用いられるのですね。
呼び方は異なるものの仕組みや操作性は同じであることが多く、エンジン、操縦席などは360°回転可能で、足回り、下部フレームは停車して使います。
「油圧式」と言われていることから、油圧によって駆動する作業装置の作動によって掘削や放土などアタッチメントによってできる作業が異なります。 -
バックホーの仕組みと運転方法
バックホーは実は様々な現場で使われている機械の一つですが、レンタルをお考えの際には「どのように操作するのか?」という点に疑問を感じられるでしょう。
こちらで簡単にですが、バックホーの仕組みや操作についてご紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。
まずバックホーの仕組みとしてどのような部分に分かれているのか見ていきましょう。
操作をするオペレーターが乗り込むのが運転席であり、その運転席が乗っているのが車輪部分であるキャタピラです。
キャタピラの後ろには排土板がついており、運転席からはアームとその先にバケットが付いています。
バケットが人間の手の平でアームが前腕部、ブームが上腕部と、まるで人間の腕のような仕組み、動きをすることをイメージしてみてください。
バックホーは油圧式ショベルの一環となっていますので、全ての動作を油圧で行います。
JISで定められた一般的な操作レバーを操作してバックホーで作業を行いますが、運転席の前の中央に2本の前後に動くレバーがあり、右のレバーは右の、左のレバーは左のキャタピラを動かすレバーとなっています。
そのレバーの横にあるのがバケットやアームを動かしたり、機体上部を旋回させる役割を果たします。 -
バックホーの始まりと歴史
今でこそ工事現場やイベントなどあらゆる場所で使われることが多いバックホーですが、一体いつどのようにして誕生したのでしょうか。
誕生するまでは手作業で作業を行っていたとなると画期的な技術の進歩と言えますね。
こちらではバックホーやミニシャベルをはじめとする油圧式ショベルの始まりと歴史についてご紹介していきます。
油圧式ショベルの前にはケーブル式ローディングショベルやケーブル式ドラグショベルが用いられていました。
基本的にケーブル式ショベルはケーブルを引く方向にしか掘削できないため、掘削面を平らに切り取るような作業は難航していました。
しかし、1947年には小型油圧式ローディングショベルが開発され、精密な作業や整地作業も簡単にできるようになったとされています。
そして日本では1960年~1970年にかけて油圧技術が圧倒的に進歩し、パワーショベルやトラッククレーンなどあらゆる建機が改良されていきました。
油圧式ショベルはあらゆる工事で使われるようになり、その需要に伴い、大手メーカーがこぞって参入したことで競争は激化。
1973年には小型の建機を発売する企業が多く存在し、その後石油ショックを乗り越え、バックホーが効率的な生産を経て多くの現場で活躍しています。 -
電動バックホーが有名なメーカー
電動バックホーは他の建機に比べて比較的小型であるため、イベントなどで掘削や整地が必要な場合にも重宝されています。 そんな電動バックホーを取り扱っているメーカーはどのようなものがあるのでしょうか。 こちらで主要のメーカーをご紹介していきます。
・日立建機日本
大型から小型のものまであらゆる建機を取り扱っている日本有数の企業です。 バックホーをはじめ、大型ショベルやクレーン、コンクリート機器なども取り扱っているため、多くの企業から支持されています。 修理、メンテナンスのプロがお客様とともに解決策を考えたり、アフターサポートが充実しているのが魅力です。
・住友建機株式会社
日本のみならず世界でも通用する操作性の高さを誇っているため、全世界にファンがいる企業です。 お客様の立場やイベント、工事の用途に合った機械を提供しています。 バックホーは非常に多くのラインナップが揃っているため、使用用途に合わせて選ぶことが可能です。
・日本キャタピラー
建設機械はもちろん、発電機まで幅広いラインアップを取り揃えているため、あらゆるお客様のニーズに応えることが可能な企業です。 また、ただ建機を提供するだけではなくお客様のニーズに合ったものを一緒に考え提案してくれます。 -
まとめ
バックホーをはじめ、「油圧式ショベル」と呼ばれる建機を取り扱うシーンは実に多種多様です。
一般的な住宅の工事、道路工事、地盤改良をはじめ、イベント時の掘削や整地にも実に役立ちます。
操作性は非常に簡単であり、自分の敷地内では特別な免許が必要ないのも魅力ですね。
ただし敷地外で利用する際には「車両系建設機械運転技能講習終了証」が必要になるので、レンタルをご検討の企業様はご注意ください。
リョーマレンタルではイベントに使える建機、アイテムを数多くご用意しています。
一つ一つを購入で揃えるとなると多額の費用がかかってしまいますので、ぜひレンタルを賢くご利用ください。
専門スタッフがご相談承りますよ。