グラウトミキサーレンタル
グラウトミキサー
-
グラウトミキサーとは?どんな機械?
建築現場で多く用いられるのが「グラウトミキサー」と呼ばれる機械ですが、一体どのようなシーンで使われるものなのか、どんな役割を持った機械なのかご存知でしょうか。
建築現場、工事現場ではあらゆる機械が用いられますが、今回はグラウトミキサーの特徴について詳しくご紹介していきます。
グラウトミキサーとは、「グラウト材」と呼ばれる隙間を埋める効果がある素材を混ぜ合わせるために使われる機械です。
素材の種類を具体的に挙げると、ボーリング用泥水やモルタル、セメントミルク、薬液などの注入材料が主に使われ、モルタルと似ているコンクリートには不向きとされています。
ちなみにコンクリートを混ぜ合わせる機械は別途「コンクリートミキサー」というものがありますので、そちらを使用することが多いでしょう。
グラウトミキサーの作りは単純ではありますが、「どれくらいのグラウト材が欲しいのか」によって容量を変えて使われます。
大容量タイプのものもあれば、コンパクトなものもありますので、現場に合わせて大きさを選ぶと良いでしょう。
また、グラウトミキサーには単槽式や縦型2槽、横型2槽などの種類があり、こちらも現場に応じて適切なものを選ぶ必要があります。 -
グラウト材には様々な種類がある
改良工事や基礎工事で使われることの多いグラウト材という素材ですが、一体どのようなものなのでしょうか。
こちらではグラウト材とはどのような特性を持ったものなのか、またどのような種類があるのかについて詳しくご説明していきます。
現場でコンクリートと同じくらい活躍するグラウト材だからこそ、正しく認識しておくと安心ですね。
グラウト材とは、コンクリートの空隙目地やひび割れなどの細かい隙間を塞ぐために用いられます。
ひび割れや隙間があると地盤、基礎が脆弱となってしまい、その上に建てる建物が倒壊、崩落、劣化してしまう危険があります。
基礎工事、改良工事をしっかりと行うことによってそのような危険を回避できますので、基礎の段階で隙間などをきちんと埋める必要があるのです。
このグラウト材が何でできているかというと、流動性のあるモルタルであり一般的に「無収縮モルタル」と呼ばれています。
また、グラウト材と一言で言っても様々な種類が存在しており、用途や建造物の構造、素材などによって最適なグラウト材を選ぶ必要があるとされています。
例えば、大きく分けて薬液系と非薬液系に分かれたのち、薬液系では水ガラス系と特殊シリカ系へと分岐します。 -
グラウトミキサーの選び方
グラウトミキサーは基礎やコンクリートの隙間を埋めるグラウト材を混ぜる機械として多くの現場で使われます。
もちろん工事現場、建築現場だけではなく鉄骨ベースや鉄骨ブレースなどの現場でも使われることが多く、大変重宝される機械の一つです。
そんなグラウトミキサーにも種類があれば、混ぜ合わせるグラウト材にも種類があるとされています。
こちらでは適切なグラウトミキサーの選び方をご紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。
グラウトミキサーはモルタルを混ぜ合わせることから別名「モルタルミキサー」と呼ばれます。
つまり、最適なモルタルミキサーをお探しの方もこちらの記事が参考になるのではないでしょうか。
グラウトミキサー、モルタルミキサーの選び方で最も重要とされているのが「容量」です。
「どれくらいの収容力があるか」は機械によって異なりますが、約45L、約60L、約75Lとありますので、現場に合わせた適切なサイズを選びましょう。
次に、ミキサーの動力源も機械によって様々ですが、コンセントから電源を取るタイプ、エンジン駆動タイプの二種類があります。
屋外で作業をするならエンジン駆動タイプの方が良いでしょう。
他にもタイヤ付きのものや傾ける必要がないものなど様々な仕様がありますよ。 -
無収縮モルタルとは?どんな素材?
住宅や建物の建築によく使われる素材として「モルタル」というものがありますが、案外聞き馴染みのある素材なのではないでしょうか。
もちろんモルタルを使用したことがないという企業様もいらっしゃると思いますが、今回題材となっている「グラウトミキサー」では主に無収縮モルタルという素材を混ぜ合わせます。
モルタルと何が違うの?と疑問に感じられる方もいらっしゃるかもしれませんので、こちらで無収縮モルタルの特徴や種類について詳しくご説明していきます。
無収縮モルタルとは、その名前通り収縮性のないモルタルのことを指し、またあらゆる箇所に流し込むことができるため流動性が高いとされています。
混和剤に膨張材を含むことで収縮を抑えており、ひび割れが起こる確率が低いことから、「グラウト材」として隙間工事に用いられるのです。
そんな無収縮モルタルにはグラウトだけではなくパッドと呼ばれるものもありますが、グラウトは流動性があり型や隙間などに流し込む能力を持っているのに対して、パッドは流動性がなく通常のモルタルと同じようにコテで施工します。
無収縮モルタルの特徴を他にも挙げるならば、強度が高く劣化しづらいのであらゆる建築物に向いています。
ただし、材料コストが高いので施工する際には重要な部分だけに使われるのが一般的です。 -
グラウトミキサーが有名なメーカー
グラウトミキサーは無収縮モルタルをはじめ、あらゆるグラウト材を混ぜ合わせる機械です。 あらゆる形、大きさの建築物に用いられることから、現場では重宝される機械の一つであり、多くの建機と組み合わせて使います。 こちらではグラウトミキサーを取り扱っているメーカーをいくつかご紹介していきます。
・岡三機工株式会社
セメント系材料は時代とともに進化しており、流動性のあるものから強固な性質を持つものまで様々なものが生まれています。 そんな時代とともに進化するセメント系材料に対応するグラウトミキサーを多く取り扱っている企業がこちらの岡三機工株式会社です。 小型から大容量のものまで多く取り揃えています。
・東邦地下工機株式会社
グラウト材と呼ばれる注入材料をまとめて混ぜ合わせることができるグラウトミキサーを取り扱っている企業です。 一種類だけではなく、ニーズに合わせて槽容量の大小、また単槽式や縦型2槽、横型2槽など様々な仕様のものを取り揃えています。 グラウトミキサー以外にも多くの建機を取り扱っており、現場に貢献しています。
・鉱研工業株式会社
あらゆる事業を行っている企業であり、事業に必要な建機を取り扱っています。 縦型二段槽グラウトミキサーが目玉商品となっており、ジェットグラウト工法、高圧注入、水力採掘に使われます。 -
まとめ
コンクリートなどの隙間にグラウト材を注入することによって建物や基礎の強度を高めることができるので、グラウト工法は多くの現場で用いられています。
少し隙間があるだけで建物の建築に影響が出るばかりではなく、不安定な基礎となってしまうため非常に危険です。
そんなグラウト材を混ぜ合わせる機械の一つとしてグラウトミキサーが存在しますが、「どのサイズのものを選べば良いのかな?」とか「どんなタイプのものを選べば良いのかな?」と疑問に感じている方もいらっしゃるでしょう。
もしグラウトミキサーのレンタルでお困りなら、リョーマグループにお任せください。
専門スタッフがお客様と一緒に商品選びを行い、ご提案させていただきます。