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グラウト流量計レンタル

グラウト流量計

  • グラウト流量計とは?どんな機械?

    工事に用いられる機械は実にバリエーション豊富ですが、隙間を埋めることにより基礎を安定させることができる「グラウト注入工事」は様々な現場で行われています。
    グラウト材を隙間に流し込むことによって強固な基礎とするのが目的ですが、この工事で用いられる「グラウト流量計」とはどのような機械なのでしょうか。
    こちらではグラウト流量計の特徴や用途についてご紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。
    グラウト流量計とは、グラウト流量、圧力を測定、記録することができる機械のことを指します。
    グラウト材は基本的に重要な部分にしか使われることがないため、通常のモルタルとは全くもって用途が異なります。
    よって、正常に流量することが非常に重要となり、高性能な流量計が必要不可欠となるのです。
    流量計には様々な種類がありますが、それぞれの原理や仕組みについては後ほどご紹介していきます。
    流量計の基本仕様は、計るだけではなく圧力を測定することもできるため、注入しすぎて基礎を傷つけることを防いだり、無駄な注入を防ぐ効果があるとされているのです。
    きちんと数値で記録することができるため、正確な工事を行う際には必ず必要な計器とされています。

  • 流量計の種類とそれぞれの特徴

    グラウト材の流量を正確に測ることができるだけではなく、圧力も記録することができるグラウト流量計ですが、実は流量計の仕組みにはいくつか種類があります。
    現場や用いるグラウト材によってどのタイプの流量計を使うべきか異なりますので、それぞれの特徴を正確に知っておく必要があるとされています。
    流量計にはいくつか種類があり、まず最初に紹介するのが「超音波式流量計」です。
    その名の通り超音波の力を使って流量することが可能ですが、超音波の性質には物質を透過して伝播するという特徴があるので、そちらを使います。
    また超音波流量計の中にも伝播時間差式と反射波の周波数変化から流速を計測する方式が存在します。
    設置するのにあまりコストがかからないという点やメンテナンスが簡単な点で多くの現場に用いられています。
    次に電磁式流量計ですが、こちらは電磁誘導による起電力を利用して流量を検出する仕組みとなっています。
    測定物や接続方法によって様々なタイプが存在します。
    コリオリ式流量計というものも存在し、こちらは振動するU字形パイプの中を流体が流れると、2つのパイプの間で逆方向力が作用するという力を利用しています。
    他にも熱式流量計やカルマン渦式流量計、羽根車式流量計、浮き子式流量計、差圧式流量計などがあります。

  • グラウト注入工事の用途

    そもそもグラウト注入工事とはどのような用途で用いられるのでしょうか。
    こちらではどんな状況になればグラウト注入工事が行われるのか、その用途について詳しくご説明します。
    実はグラウト注入工事に用いられるグラウト材は非常に高額であるため、広い範囲に使われることはなく、重要な箇所にのみ使用されることがほとんどです。
    よって、特に安定的に強度を必要とする部分や、明らかに目に見えて補強が必要な部分に用いられることが多いでしょう。
    具体的には、鉄骨柱ベースと基礎の接合が挙げられますが、こちらの工事では鉄骨造の建物に使用する鉄骨柱に行う工事で、柱脚部のベースプレートと基礎に定着しているアンカーボルトを固定する際にグラウト材を流すことで安定的な一体化が可能です。
    他には耐震補強を行う際にもグラウト注入工事が用いられますが、コンクリート構造物と補強材の接合部分に型枠をつくってづらうと材を注入すると、安定的な耐震工事が可能です。
    最後にコンクリート構造物の補修にも用いられますが、経年劣化によりひび割れが起こったコンクリート構造物を補修することが可能です。
    隙間を作らないように、流動性のある無収縮モルタルをはじめグラウト材を流し込むのが効果的です。

  • 流量計の始まりと歴史

    「何かを測る」という作業には様々な方法があり、それぞれの方法によって適切な計器を利用する必要があります。
    こちらではグラウト材の流量や圧力を図ることができる「流量計」の始まりや歴史についてご紹介していきます。
    一体いつ流量計測という技術とともに流量計が生まれたのでしょうか。
    流量計測が初めて行われたのは数千年前とされており、当時ナイル河の流量を水位計で計測したという記録が残っています。
    そんな昔から行われていた流量計測が現在でも使われているのは非常に珍しいことと言えますね。
    ちなみに流量計測の概念は古代ローマでヘロンが流量は「流速×流路の断面積」で あると提案したことに始まります。
    驚くべきはこの概念を導き出した方法です。
    ローマの水道の1日の送水量を99万㎥と計算したことにより、こちらの概念を導き出し、その後あらゆる研究、計器の発明用いられたと言われています。
    そして流量と同時に流速も計測できるようにと、紀元前245年にアレキサンドリアのクテシビウスが水時計を発明したことによってまた一つ技術のの進歩となりました。
    17世紀後半にはフランスのマリオッテが排水量の測定器として五角形に似たポースを発明、これらの概念を応用して1815年には初めて流量計を用いたガスメータが発明されました。

  • グラウト流量計が有名なメーカー

    グラウト流量計には様々な種類があり、コンパクトなものから安定した機能を持つもの、大容量のグラウト材を計ることができるものなど様々な機械が存在しています。 もちろんメーカーによってやや仕様が異なりますので現場に合わせた適切なグラウト流量計を取り入れる必要があります。 こちらではグラウト流量計を取り扱っているメーカーをいくつかご紹介していきます。

    ・鉱研工業株式会社
    精度の高いグラウト流量計を取り扱っている企業で、PCコンクリート材のPC鋼グラウト注入作業において用いられる計器が存在します。 グラウト流量、圧力を測定するだけではなく同時に記録も可能とあり、高性能な機械として多くの現場に貢献しています。 測定精度は最大定格値の±1%となっていますので、安定的な測定が可能です。

    ・東京機材工業株式会社
    小型のグラウト流量計を取り扱っている会社であり、ハンディタイプのため「持ち運びが便利」と評判です。 計測だけではなく記録も同時に行うことが可能ですが、明るく見やすい記録部であるため、一目で結果がわかります。 また、チェック機能を搭載しているため、エラーを見つけやすいのも特徴です。 測定液体はモルタル・セメントミルク・薬液注入溶液・水・泥水などです。

  • まとめ

    様々な現場においてグラウト注入工事が行われますが、比較的通常のモルタルよりも高価な無収縮モルタルやグラウト材を扱うからには、「できるだけ正確に、無駄なく使いたい」と考えるでしょう。
    その際に必要不可欠となるのが流量計であり、この流量計の精度によってコストの削減はもちろん、安定的な工事を行うことが可能とされています。
    流量計には様々な仕組みのものがありますが、現場や液体に応じて適切なものを選ぶ必要があります。
    もしグラウト流量計のことで迷ったら、リョーマレンタルにいつでもご相談ください。
    専門スタッフがどんなことでもご相談承りますし、「どんな機械をレンタルすれば良いか」にお答えいたします。