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バッチャープラントレンタル

バッチャープラント

  • バッチャープラントとは?どのような設備?

    コンクリートが使われる工事や建築というのは非常に多く存在しています。
    様々な物質の中でもコンクリートは非常に扱いやすく、様々な建物、工事に使用されることによってより強く安全な建物を生み出すことができます。
    一般住宅では一戸建て住宅の場合木造建築が多いのであまり多くのコンクリートが必要とされることはないですが、コンクリートが多く必要な場面では今回ご紹介する「バッチャープラント」が非常に用いられているのです。
    コンクリートが多く必要な場面と言われてもピンと来ないかもしれませんが、具体的な例を挙げるとダムやトンネルなどが挙げられます。
    これらを建築する際には非常に多くのコンクリートが必要なため、通常の工法では良質なコンクリートを用意することが難しいと言われています。
    そんなバッチャープラントとは、均質なコンクリートを製造するための大型設備のことであり、骨材・セメント・水・混和剤等を混ぜ合わせる機能を持ちます。
    大量のコンクリートを製造する際にこれらを一つ一つ手作業で混ぜ合わせると膨大な時間がかかってしまいますので、機械化することにより生産効率を上げることができるうえ、均一なコンクリートを製造することが可能です。

  • バッチャープラントを構成する装置は?

    コンクリートを製造するためにはいくつかの工程が必要となり、それらが完了してやっと「コンクリート」として使用することができます。
    バッチャープラント内ではセメント、水、砂、砂利、混和剤などコンクリートに必要な素材をそれぞれ内蔵されているタンクに貯蔵し、規定量を正確かつ迅速に計量してミキサーに投入する機能があります。
    これらが全て自動で行われるため人の手を煩わせることなく、また正確なコンクリートを作り上げることができるとされています。
    ちなみにバッチャープラントには大きく分けてバッチ方式と連続方式がありますが、バッチ方式のコンクリートプラントのことを「バッチャープラント」と呼びます。
    そんなバッチャープラントを構成する装置や材料、設備は大きく分けて4つあります。
    一つ目が骨材・セメント・水・混和剤等の供給装置でありコンクリートの原材料を供給する装置で最上部に設置されています。
    二つ目が貯蔵設備で上記の材料を貯蔵するための貯蔵庫です。
    三つ目が計量装置で自動で正確に材料を計ることができ、JIS規格によって厳しく定められているため精度がとても高いです。
    最後にミキサーですが、こちらはミキサー車のように正しく計量した材料を均一に混ぜ合わせる機能を持ちます。

  • バッチャープラントを用いるメリットは?

    あまりコンクリートが必要ない工事であればわざわざバッチャープラントを用いる必要はないような気がしますし、人の手で計測、攪拌することも可能だと考えられます。
    しかしあえてバッチャープラントを用いることによって様々なメリットがあるのも事実ですので、大量にコンクリートが必要な場合や、良質なコンクリートを必要とする際にはバッチャープラントを用いた方が良いかもしれませんね。
    こちらではバッチャープラントを用いるとどのようなメリットがあるのか詳しくご紹介していきます。
    大掛かりな工事現場では特に多く用いられるバッチャープラントですが、まずは正確な計量が自動で行われるという点が挙げられます。
    人の手で計測することももちろん可能ではありますが、コンクリートの量が多ければ多いほど計測が大変なうえミスが起こることも考えられます。
    バッチャープラントの計測装置は全てコンピューター制御されているため、人が計測するよりも正確かつ迅速に作業を行うことが可能です。
    大型の建築物を建設する際には良質かつ均質なコンクリートを用意しなければ、建物の劣化を促してしまったり、倒壊の危険すらあります。
    バッチャープラントは均質かつ大量製造が可能という点で優れているでしょう。
    また現場に設置される装置であるため、ミキサー車を使って輸送する必要がないのも魅力です。

  • 高性能な現代のバッチャープラント

    大量のコンクリートを人の手を煩わせることなく自動で製造することができるバッチャープラントは非常に優れた機能を持つ工事用機械と言えます。
    そんなバッチャープラントは割と昔から存在しているのですが、現代で活躍する機械はどんどんと進化を遂げており、最新の技術を搭載しています。
    最近現場で活躍するバッチャープラントはどのような機能を搭載しているのか見ていきましょう。
    コンクリート製造の歴史を遡ると職人が手作業で微量計測を行いながら材料の状態を確認して異変があれば都度配合を変えるという工程が必要でした。
    現在のバッチャープラントには高性能なセンサーやカメラが搭載されているため、常に異変がないか監視できるのはもちろんのこと、計測や攪拌のノウハウをAIが学習し、自動配合が当たり前のように可能となっています。
    コンクリートを最適な状態にするためにコンピュータが自動で配合を決めるという素晴らしい機能が搭載されているのですね。
    以前のバッチャープラントは一つの建物のような扱いとして、現場に設置されるものでした。
    よって建築が終わると壊したり、分解する必要がありましたが、現代のものは移動式や車載可能のものも存在しており、非常に効率的に工事が進むようになりました。

  • バッチャープラントが有名なメーカー

    自動でコンクリートを製造することができるバッチャープラントは、手作業で微量計測していた時代から比べると技術の進化が著しいと言えます。 そんなバッチャープラントを取り扱っているメーカーとはどのようなものがあるのでしょうか。 多くの現場で活躍するバッチャープラントだからこそ、有名なメーカーを知っておくのもおすすめです。

    ・株式会社富士機
    プラント事業を主に行う企業であり、バッチャープラントをはじめナトムプラントやアスファルトプラントなども幅広く取り扱っています。 バッチャープラントに関しては1.0m3~3.0m3までのラインアップが基本となっていますが、お客様が要望すれば細部を反映させることが可能なオーダーメイド方式を採用しています。 また、改造や解体移設工事など一連の工事にも対応しています。

    ・伊藤忠TC建機株式会社
    「建機業界を通して社会に貢献していく」をコンセプトとした、建機製造メーカーです。 コンクリート機械ではバッチャープラントが主力商品となっていますが、その他タワークレーンやシールド工法用機械、道路工事用機械なども幅広く取り扱っています。

    ・日工株式会社
    企画から設計、メンテナンスなどトータルでサポート可能な企業です。 混練、加熱、搬送、制御、破砕などあらゆる用途に応じた建機、工事用機械を取り扱っており、コンクリート業界を代表する「DASH シリーズ」を展開しています。

  • まとめ

    コンクリートを製造するには計測から観察、攪拌まで一つ一つの工程を手作業で行うという手法も当然存在します。
    あまりコンクリート量が必要ない場合や、そこまで良質なコンクリートを必要としない場合は今でもこのような方法を用いている建設会社、企業も存在しています。
    しかし、大掛かりな建築物を作る際やより良質で均質なコンクリートが必要な場合、急ぎの工事の際には今回ご紹介した現場に設置することができるバッチャープラントがおすすめです。
    リョーマレンタルでは工事内容や用途に合わせてバッチャープラントをはじめあらゆる建機を取り扱っていますので、レンタルをご検討の際にはぜひご相談くださいね。