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グラウトポンプレンタル

グラウトポンプ

  • グラウトポンプとはどのような機械?

    1年を通じていたるところで工事が行われている現状がありますが、工事を行うにあたって様々な機械や道具が必要となります。
    工事によって必要な機械が異なるため、それらをきちんと揃えることによって安全で正確な工事ができるのです。
    今回ご紹介するのは「グラウドポンプ」と呼ばれる機械であり、様々な工事現場で必要とされるものです。
    グラウトポンプとは、建設機械の一つであり湧水や漏水を防止するためのいわば止水材を注入する役割を果たします。
    材料はコンクリートやモルタルを用いることが多く、特に水気が多く、漏水すると支障が出るとされるトンネル、炭坑、ダム、地盤の改良工事などで使われることが多いとされています。
    これらの場所では土砂中や岩盤の隙間などができやすく、そこから漏水することで地盤が緩くなってしまったり、土砂崩れを起こしたり、建物、建築物が倒壊してしまう危険があります。
    わずかな水が混ざっても建築工事に用いられる材料の質を下げてしまうこともありますので、徹底的に漏水を防ぐ必要があるのです。
    グラウドポンプは自動でコンクリートやモルタルを必要量送り込むことができるので、工事の生産性が非常に高くなり、迅速に作業を進めることが可能です。

  • グラウトポンプの仕組みと仕様

    どんな機械も現代のものであれば複雑な構成、仕組みとなっていることが多いとされています。
    当然グラウトポンプも混み入った作りをしていますので、こちらで詳しくご紹介していきます。
    仕組みを知っておけば、もし不具合や故障が起こったとしても即座に対応することができるかもしれません。
    グラウトポンプの基本的な役割は、コンクリートやモルタルを漏水を防ぐために、必要量送り込むこととされています。
    しかし、ただ送り込むだけではなく素材を流す方向を自由に決めることができるのが魅力です。
    従ってトンネル工事や地盤改良工事などあらゆる場面で必要量を正確に送り込むことができるため、確実に漏水を防ぐことが可能です。
    また、他のポンプのようにバルブがないため強力な吸引力と圧送力によって自吸圧送ができます。
    よって、粘り気の多い素材や高濃度、固形物を含む素材、泥状物も問題なく扱えます。
    素材を流す際にはどうしても液漏れが心配になりますが、グラウトポンプでは流す素材がチューブ以外に接触しない特徴があるため、液漏れすることはまずないでしょう。
    機械において空運転することは最も良くないとされていますが、グラウトポンプではあまり心配がないのと、メンテナンスも簡単で楽にできるのが魅力です。

  • グラウトポンプの種類と違い

    漏水を防ぐために欠かせないと言っても過言ではないグラウトポンプですが、実は手動と電動の二種類が存在します。
    それぞれ違った特徴があり、一長一短ありますので、こちらで両者について詳しくご説明していきます。
    手動タイプのものは、基本的にどのような機械であってもコンパクトかつ軽量、小型なものが多いですが、グラウトポンプに関しても同じです。
    手動タイプのものは最も簡易なもので「ガンタイプ」というものがあり、その名の通り筒状のボディにモルタルを入れてハンドルを押し込むことで規定の場所に流すことができます。
    大型のグラウトポンプでは充填できないような細かな場所に使われることが多いタイプです。
    ガンタイプは手動タイプの中でも最も小型のものとされていますが、ハンドルと吐出用のホースが一体になったものが一般的です。
    一方電動のグラウトポンプは電気の力を使ってモルタルを圧送することができるので、人の力を使わずに流し込むことが可能です。
    トンネルやダムなど大型建築物を作る際には手動で一つ一つ対応するわけにはいきませんので、こちらの電動タイプを使用することがほとんどです。
    電動型の場合、ミキサーや自動プラントからモルタルを補充し、グラウトポンプとつなぎ合わせて高圧ホースやモルタルホースを伝ってモルタルを流し込みます。

  • そもそもグラウトって何?

    建築現場ではよく用いられるのが「グラウト材」と呼ばれるものですが、一体どのような素材なのでしょうか。
    ちなみにご紹介してきたグラウトポンプではグラウト材だけではなくモルタルや他の素材も流し込むことがきますが、まずはグラウトについて詳しく見ていきましょう。
    グラウトとは、隙間に注入する材料の総称のことを指し、実はモルタルはこの中の一つの素材と言えます。
    よって、「グラウト」という名称の素材というわけではなく、カテゴリの名前ということになりますね。
    グラウト材でよく使われるのは無収縮モルタルと呼ばれるものであり、その名の通り収縮機能がないモルタルです。
    そもそもモルタルはセメント、水、細骨材を混ぜた材料ですが、これが隙間を埋めて漏水を防ぐのには最適な素材とされているのです。
    ちなみに無収縮モルタルは別名ベースモルタル、柱底均しモルタルとも呼ばれており、あらゆる現場で使われる素材です。
    無収縮モルタルは基礎とベースプレートの間に注入することが多い素材であり、私たちの身近なところでは住宅やマンションの建築の際に基礎工事で用いられることがあります。
    ちなみに無収縮モルタルは現場用語で「まんじゅう」とも呼ばれるようで、それだけ親しみある素材であることが分かりますね。

  • グラウトポンプが有名なメーカー

    隙間を埋める必要がある現場はたくさん存在していますが、その工事を行うのに必要不可欠とされているのがグラウト材とグラウトポンプです。 両者がないと隙間を埋めて漏水を防ぐことはできませんので、必要な場合はレンタルを行うことをおすすめします。 こちらではグラウトポンプが有名なメーカーをいくつかご紹介していきます。

    ・鉱研工業株式会社
    「地球に貢献する会社」をモットーとしている工事用機械販売をしている会社です。 特にボーリングなど地盤改良工事に強いとされており、グラウトポンプをはじめミキサーや工法別のポンプを多く取り扱っています。 スタンダードなタイプから、インバーター制御による可変容量型などがあります。

    ・株式会社東亜利根ボーリング
    こちらの企業も社名にもなっている通り、ボーリングを主に専門としており、地盤改良工事に携わる機械を多く開発、販売しています。 グラウトポンプに関しては高性能、高耐久をうたっており、ピストンの押し、引きの両工程で吸入、吐出ができるのが特徴です。

    ・岡三機工株式会社
    「グラウトポンプで業界トップクラスのシェアを誇る」とうたっているとおり、多くの現場でこちらのグラウトポンプが使用されています。 グラウトポンプ以外の各種ポンプやミキサー、水量計、吹付ガンなども取り扱っています。

  • まとめ

    ダムやトンネル、通常の住宅の基礎工事、地盤改良工事などあらゆる場面で用いられるのがグラウトポンプです。
    グラウトポンプを用いることによってわずかな隙間からの漏水も防ぐことができ、安全な建築、工事を行うことが可能です。
    グラウトポンプを取り扱っているメーカーは様々ですし、手動、電動と種類も複数あるため、現場によって適切なものを使い分ける必要があります。
    最も小型なガンタイプで事足りることもあれば、大型の電動グラウトポンプが必要な場合もあるでしょう。
    もしグラウトポンプのことで迷ったら、いつでもリョーマレンタルにご相談ください。
    専門スタッフが適切な機械をご提案いたします。