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バイブロハンマレンタル

バイブロハンマ

  • バイブロハンマとは?どんな装置?

    建築現場では様々な機械や装置が使用されており、それぞれが全く異なる役割を果たしています。
    よって、一つ欠けるだけで建築物が完成しなかったり、生産性が大幅に落ちてしまうことも十分に考えられるのです。
    今回はバイブロハンマとはどういった装置なのか詳しくご紹介していきますので、今後レンタルをご検討されている方はぜひ参考にしてみてください。
    あらゆる建築現場で「杭」が打たれ、目印にしたり土台にして建築物を安全、正確に作り上げますが、この杭を打つ作業にはかなりの時間と労力がかかります。
    また1ミリたりともずれてしまってはいけないことから、より精密な機械が必要とされるのです。
    バイブロハンマは杭やシートパイルを打ち込むときに使われる杭打ち用の建設機械ですが、他の工法と比べると騒音が少ないのが大きな特徴です。
    建築現場では騒音が大きいと周辺からの苦情につながることも十分に考えられますが、騒音が少ないだけで周辺住民からの理解を得やすいとされています。
    バイブロハンマの原理としては杭などを振動させながら地盤に打ち込んでいくというシンプルなものですが、大きく分けて2種類の機械が存在しますので、後ほどそれらについても触れていきます。

  • バイブロハンマの種類

    他の工法に比べて振動が少ないというのが一番の魅力であるバイブロハンマですが、実は一種類のみだけではなく二種類の機械が存在しています。
    それぞれ多少原理が異なりますので、特徴を踏まえた上で適切な機械のレンタルをご検討ください。
    バイブロハンマ自体の原理は振動させながら杭を打ち込むということですが、油圧式、電動式の二つの用式が存在しています。
    両者がどのように違うのか詳しく見ていきましょう。
    まず油圧式からご紹介すると、こちらは電動式に比べて打ち込み時の振動を小さく抑えることによってより騒音を少なくすることが可能です。
    油圧式にも二種類存在し、油圧式可変ピストンシリンダー型や油圧式可変超高周波型があります。
    バイブロハンマ自体杭打ち機械の中でも騒音が少ない中、油圧式を用いるとさらに騒音が少なくなりますので、住宅密集地など周辺環境に気を遣わなければならない場面で効果的です。
    一方電動式は、さらに分類され電動式普通型、電動式高周波型が存在しています。
    電動式は電動機の出力を定格の2.5~3倍程度大きくすることによって大きな杭や長い杭を打ち込むことができますが、油圧式に関しては油圧力を一定の大きさに制限して使用することから打ち込み能力はやや低めです。

  • バイブロハンマを扱う際の注意点

    様々な建築現場で使われているバイブロハンマですが、騒音が発生しづらいというところから、周辺環境に配慮が必要な場合には特に重宝される機械とされています。
    一般的な住宅密集地はもちろん、閑静な住宅街、騒音問題に厳しい地域など、音によって問題が発生しそうな場所では杭を打ち込む際にはバイブロハンマが使用されます。
    しかし、便利なように見える機械であっても当然使い方を誤るとトラブルが起こる可能性が十分に考えられます。
    もしこれからバイブロハンマを使用しようとお考えであれば、「どのような点に注意が必要なのか」という点を知っておくと安心です。
    こちらでは特に注意しておきたいポイントについてご説明していきます。
    一般的に杭を打ち込む際には打撃工法と呼ばれるやり方を行うことが多いとされていますが、こちらのやり方だと非常に大きな騒音が発生してしまう可能性があります。
    バイブロハンマに関しては騒音の発生を少なくすることは可能ですが、それでも騒音に厳しい地域では十分に音に注意しなければなりません。
    防音シートを用いる、工事時間を守る、事前に工事計画を通知しておくなどが対策として挙げられます。
    もし騒音問題が起こりそうな地域であれば油圧式のバイブロハンマを使うのがおすすめです。

  • 杭と杭打ちの始まりと歴史

    工事現場や建築現場では広く使われているのが杭です。
    杭を打ち込むことによって軟弱な地盤を強く補強したり、地盤改良を行うことが可能とされています。
    特に水気の多い地域では地盤改良に丈夫な杭を打ち込むことが必須と言われており、その下準備をしておくことにより建築物の基礎を問題なく作ることができるとされています。
    そんな杭には長い歴史が存在していますので、こちらで詳しく見ていきましょう。
    一番最初に登場したとされるのが「木杭」と呼ばれるもので、日本最古のものは、神奈川県茅ケ崎市にある「旧相模川橋脚」です。
    こちらは1198年の鎌倉時代に架けられた大橋の木杭基礎であることが分かりましたが、長年地中に埋まっていたことから発見が遅れたと言われています。
    時代は進み1908年には「鋼杭」が登場しました。
    日本で最初の鋼杭は大阪の高麗橋建設に使用された棒鋼杭と言われており、あらゆる打撃工法で打ち込まれてきたものの、スチームハンマーとディーゼルハンマーは既に使用されず、現在ではバイブロハンマが主流です。
    1910年には「コンクリート杭」として現場締固め既製鉄筋コンクリート杭(角杭)が発見され、1967年には「既製コンクリート杭」として首都高速1号線の橋脚に用いられました。

  • バイブロハンマが有名なメーカー

    比較的他の工法よりも騒音が少ないとされるバイブロハンマですが、一体どのようなメーカーが扱っているのでしょうか。 こちらではバイブロハンマが有名なメーカーをいくつかご紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。

    ・調和工業
    バイブロハンマ取扱企業の中でも特に有名であり、シェア率も高いとされています。 油圧式のバイブロハンマはもちろん、可変モーメント型や自走式など多くの種類を取り扱っています。 効率的でなおかつ安全、正確な工事を行うために必要なスペックを兼ね備えているため、多くの工事現場で愛用されています。

    ・株式会社インターリンク
    高い起振力と汎用性を誇るバイブロハンマを取り扱っている企業です。 一般的な工事にはもちろん、海洋、河川の大規模工事からあらゆる土質、プロジェクトにも使えるとあって、幅広い企業から定評があります。 また、共振が起こらないように改良したシリーズも存在していますので、用途や現場に合わせて適切なものを選ぶことが可能です。

    ・日本ニューマチック工業株式会社
    狭い場所、杭打ちが難しい場所での作業を可能としたバイブロハンマを取り扱っている企業です。 油圧式であるため、騒音問題を気にする場合には最適な仕様となっています。 また、国土交通省より低騒音機械として認定された実績もあります。

  • まとめ

    実はバイブロハンマを製造している会社は多く存在しますが、初めてバイブロハンマを使う方にとっては「どれを使ったら良いかわからない」となってしまうこともあるかもしれませんね。
    これからバイブロハンマを使用しようと考えている方はぜひ油圧式、電動式と二種類の仕様があることを知り、どんなメーカーがどのような機械を製造しているのかということも知っておくと便利です。
    もし「どのような機械を借りれば良いのかわからない」といった場合は、バイブロハンマはもちろんその他の機械であっても、専門スタッフがいつでもご相談承ります。
    一緒に商品選びをさせていただきますので、どんなに些細なことでもお問い合わせくださいね。