除雪機レンタル
除雪機
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除雪機とは?どのような機械?
雪が深い地域では必然的に雪を除去する「除雪」が必要になります。
除雪を行わないと道路や地面が埋まってしまい、人や機械が通れなくなってしまったり、転倒や怪我の恐れもあります。
当然数メートルも積もる雪の場合は除雪をしないと歩行をすることはおろか、放っておけば建物の外に出ることも難しくなってしまうかもしれません。
雪が多く降る地域に所在する企業様や、そのような地域でイベントを開催しようとお考えの企業様は除雪機を使って効率よく除雪を行うのが良いでしょう。
人力で除雪を行うことも可能ではありますが、水分を多く吸った雪に関してはとても重く、人の力だけで除雪を行うのは非常に負担がかかります。
また、一人で行うと数十分から数時間の時間がかかることもあり、多くの人間が必要となるのも難点です。
除雪機はエンジン動力のトラックで駆動する本体を、人間が歩きながら操縦するという仕組みになっています。
積もった雪を回転式の集雪口へかき集めて吸い込み、煙突状の投雪部から数メートル先に吹き飛ばすことで除雪が可能です。
除雪機の各名称は操作パネル、ハンドル、エンジン、トラック、シュート、インペラ、オーガに分かれており、割と単純な構造をしています。 -
除雪機の種類と特徴
除雪を行うのにとても便利かつ効率的に作業を行うことができる除雪機は、雪が深い地域では欠かすことができない機械の一つとなっています。
特に北海道や東北地方、日本海側では真冬には1日で数メートルの積雪があることから、除雪を行わざるを得ない状況といえるでしょう。
そんな除雪機ですが、実は様々な種類が存在しているため「何を選んだら良いかわからない」という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
こちらでは除雪機の種類について詳しくお伝えしていきますので、ぜひこれから導入を検討している企業様は参考にしてみてください。
除雪機の種類は大きく分けて5種類に分けることができ、それぞれ除雪方式や動力が異なりますので、より適切なものを選ぶ必要があります。
まず除雪方式から見て行くと、最初に「ローダー式」をご紹介していきます。
ローダー式は除雪機本体の前方に雪を押し退けるブレードがついていて、前進させながら除雪することができるタイプで主に小型機種に用いられている方式です。
一方「ロータリー式」は、集雪口をかき集めて投雪部から雪を吹き飛ばすタイプで豪雪地帯にはこちらがおすすめです。
動力の違いについて見て行くと、電動式、ガソリン式、ハイブリット式が存在します。 -
除雪機の上手な選び方
いざ除雪機を取り入れようと思っても「どのような商品を選べば良いかわからない」という企業様もいらっしゃるかもしれませんね。
除雪機には上記でご説明したようにあらゆる種類が存在するため、「何を取り入れるか」という点は非常に重要であり、どこで使うかという点が非常に大きく関係してきます。
除雪機の性能をより高く引き出すためにも、除雪機の正しい選び方を知っておいた方が良いでしょう。
こちらでは種類豊富な除雪機を選ぶ際のポイントについて触れていきます。
除雪機を選ぶ際にまず着目しておきたいのが動力です。
電気で動くのか、ガソリンで動くのかによって選ぶべき商品が代わってきますが、より手軽に使いたいなら電気式を、パワフルな除雪力を必要とするならガソリン式を選びましょう。
「どちらも捨てがたい」という場合は、良いとこ取りのハイブリット式が存在しますので、最初はそちらを選ぶのもおすすめです。
次にどのような場所を除雪したいかによって除雪機のサイズと照らし合わせる必要がありますが、駐車場やオフィス周りなど小回りをきかせたい場所なら小型を、豪雪地帯には中型、大型とパワフルなものを選びましょう。
静音性や耐用年数、メンテナンスのしやすさなども併せてチェックしておくとより適切な商品が見つかります。 -
除雪機の始まりと歴史
日本では四季があり、冬場にはとても多くの雪が降る地域も存在します。
そのような地域では除雪をはじめ、効率よく除雪を行うための除雪機が必要不可欠とされていますが、除雪機の歴史とはどのようなものなのでしょうか。
除雪機を使ったことがある方もない方も、ぜひこの機会に豆知識として知っておいてくださいね。
現在のように除雪を行うようになったのは実は江戸時代頃と言われており、それ以前には除雪を行なってきたという文献は見つかっていないようです。
つまり、それまでは雪の中を歩いたり、作業を行なっていたということになり、豪雪地帯では非常に不便な生活を強いられていたと考えられます。
江戸時代では除雪というよりかは、歩道に雪が積もらないよう、屋根のひさしを伸ばし各家同士を連結させた雁木造が用いられたり、回覧板を回す際に雪踏み当番を決めていたそうです。
この時代には当然除雪機がなかったため、除雪用の木鍬、雪樋、雪串、背負い籠などを用いて人力で除雪が行われていました。
1886年には三角ぞリが輸入されたり、1890年頃から鉄道の除雪が始まりましたが、本格的に除雪機が輸入、国内で使われるようになったのは1970年頃と言われています。 -
除雪機が有名なメーカー
除雪機は真冬の除雪、そして豪雪地帯の味方となる機械の一つですが、とても便利な機械であるためあらゆるメーカーが商品を発売しています。 メーカーや商品によって特徴や仕様が異なるため、より適切なものを選ぶと良いですね。 こちらでは除雪機を取り扱う主要メーカーをご紹介していきます。
・本田技研工業
誰もが知る有名メーカーであり、「すべての人に生活の可能性が拡がる喜びを」をコンセプトとしています。 除雪機だけではなく、車、バイク、航空エンジン、マリン用品などの販売をはじめ、あらゆるモビリティサービスを展開しています。 ホンダの除雪機はとても品質が高く、他社にはない技術が搭載されているのが特徴です。
・ヤマハ発動機株式会社
こちらも日本有数の機械、乗り物メーカーとして名高いですね。 シェア率で言えばホンダの方が高いですが、それに次ぐ販売数を長年維持しています。 シャーボルトガードやジェットシューターと呼ばれる独自機能や静音設計で業務用としても定評があります。
・和銅産業株式会社
こちらの企業は世界初の除雪機を製造した老舗メーカーということもあり、確かな技術に定評があります。 他のメーカーと異なる点はOEM供給が多いというところで、ホンダやヤマハにも供給していることで有名です。 -
まとめ
特に豪雪地帯においては除雪は日々必要不可欠な作業であるとともに、いかに楽に除雪を行うかという点がとても重要になってきます。
少しの雪であれば人力で除雪を行うことも不可能ではありませんし、短時間で作業が終わるかもしれません。
しかし積雪が多い場合や、イベント開催時、屋外での作業を行う際には確実に除雪を行う必要があると言えます。
そんな時に役立つのが除雪機ですが、除雪機を取り扱っているメーカーはたくさん存在するため「どれを選べば良いかわからない」という企業様もいらっしゃるのではないでしょうか。
リョーマレンタルではあらゆる除雪機を取り扱っていますので、ご要望に応じた商品をご提案いたします。