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電子天秤レンタル

電子天秤

  • 電子天秤とは?どんな特徴があるの?

    様々な天秤が存在しており、「測ること」が必要な場面では広く使われています。
    重さを正確に測ることによってより安全で性能の良い商品を作り出す際には天秤が欠かせない機会として用いられています。
    天秤やはかりの歴史はとても古くから存在しますが、今回ご紹介する電子天秤とはどのような特徴を持っているかご存知でしょうか。
    電子天秤とはその名の通り電子はかりのことを指し、数多く存在するはかりの中でも最も高性能なものを総称します。
    はかりの中には正確な数字が出ないものや物によって誤差が生まれてしまうものなど存在していますが、電子天秤に関してはかなり高性能であるため、微小な重さのものであっても正確に数値化することが可能です。
    電子的な仕組みを用いることによって、様々な物質、材質のものを測ることが可能となり、高性能なはかりとして多くの現場で用いられています。
    用途によって使うべき電子天秤の種類が異なりますので、レンタルの際には「どの天秤をレンタルしたら良いのか」という点を踏まえてご検討ください。
    電子天秤には計測原理が異なるタイプ、計測数値範囲が異なるタイプ、標準搭載機能の違いなどがありますので、それぞれの特徴を知っておくと便利です。

  • 電子天秤の種類

    電子天秤は高性能なはかりとして様々な分野で役立っている機械の一つですが、実は一種類だけではなく複数の種類が存在しているのです。
    これから電子天秤を使いたいという方は、ぜひそれぞれの仕組みや特徴を踏まえた上でより的確な物をレンタルするようにしてくださいね。
    電子天秤には大きく分けて3種類存在していますが、こちらではそれぞれの特徴を詳しくご紹介していきます。
    まず最初にお伝えするのが「ロードセル式タイプ」と呼ばれるもので、別名電気抵抗線式とも呼ばれています。
    原理としては、アルミで出来た起歪体と呼ばれる物体を片方の側面に固定し、もう片側に試料を置くと重量で起歪体にたわみが起きることによって、発生する抵抗値を電気信号として測ります。
    次に「電磁式タイプ」と呼ばれるもので、こちらは別名電磁力平衡式とも呼ばれています。
    通常のはかりでは分銅を用いて測量しますが、こちらのタイプでは分銅の代わりに電気を加えるのが特徴です。
    電気が分銅と同じ役割を果たし、物質と電気量が釣り合った値を計測することができます。
    最後に「音叉式タイプ」と呼ばれるもので、こちらは元々電子天秤を開発する為の技術であったとされています。
    センサーの周波数で力を加えることで変化する振動数を測定します。

  • 電子天秤の選び方

    大きく分けて「ロードセル式」「電磁式」「音叉式」と異なる計測特徴を持つ3つの電子天秤が存在していますが、電子天秤を使いたいとなった場合、どれを使うのが良いのか分からないという方もいらっしゃるでしょう。
    こちらではそれぞれの電子天秤の特徴を踏まえた上で、どのタイプを選ぶのがベストなのかご紹介していきますのでぜひ参考にしてみてください。
    まずロードセル式は他の二つの電子天秤に比べてシンプルな構造であるため、基本的にどのメーカーから発売されているものもリーズナブルという特徴があります。
    「安くて正確に測れるものが欲しい」という場合にはこちらのロードせる式を用いるのが良いとされています。
    ただし、リーズナブルである分計測精度が落ちてしまうため、細かな分析等の用途としては向いていません。
    電磁式はとても精度が高い電子天秤とされているため、「細かい情報が欲しい」とか「完全に誤差のないように測りたい」というシーンでの活用がおすすめです。
    精度が高いだけあって、ロードセル式に比べるとやや高価で、小型化できないという難点があります。
    最後に音叉式タイプですが、こちらは電子天秤を開発する為の技術であるという点からあまり用いられることはありません。
    しかし、高精度、高速応答であることから一定数の需要があります。

  • はかりの始まりと歴史

    「物を測る」という技術は実は昔から多く使われていた上、様々なシーンで役立つということから非常に重宝されてきました。
    人類が初めてはかりを使い出したのは「天秤」と呼ばれるタイプであり、紀元前1万年前にはすでに存在していたとされるので、はかりの歴史は非常に長いことが伺えます。
    また、エジプトでは紀元前5000年頃に使われていたとされる天秤が発見されたり、古代エジプトの壁画にて鍛冶工場で天秤を使って作業をしている様子が描かれていることなど、当時「世紀の大発見」として注目を集めました。
    もちろんこの後どんどんとはかりの形状や特徴は進化し、今のように電子天秤が存在するようになったのですが、それまでには長い研究の道のりがあったとされています。
    天秤の次にはさおばかりが発明されていますが、こちらはローマ時代に発明されたものとされています。
    1本の棹と一つの重りを用いるだけで一定の範囲まで物を測ることができ、かなり精度が高くなりました。
    その後は17世紀にフランスの数学者ロバーバルのロバーバル機構を用いて上皿天秤が発明されました。
    1770年にはイギリスでばねばかりが登場し、日本に初めて幕末に輸入された記録が残っています。
    そして電子技術の発展とともに1900年代には光電子式はかりやロードセル化が実現したとされています。

  • 電子天秤が有名なメーカー

    電子天秤は長い歴史を経て今の形状となりましたが、電子天秤を発売しているメーカーは実は多く存在しています。 これから電子天秤を使いたいと思っている方は、ぜひこちらでご紹介するメーカーを参考に、より適切な機能を持つ電子天秤をご検討くださいね。

    ・イシダ社
    こちらの会社で取り扱っている電子天秤は他のメーカーに比べて機能が多彩であるため、あらゆる用途で愛用されています。 特に定量チェック機能やカウンティング機能は微量測定に適しているため、薬品や部品等細かい測量が必要な際に欠かせない機能となっています。 国家検定品としての認定を受けているため、正確な数値はもとより証明用としても使用できます。

    ・新光電子社
    こちらの電子天秤は音叉式タイプであり、ロードセル式に比べると高性能という点から、多くの現場で用いられている電子天秤です。 他のタイプよりも計量の精度の高さを誇っており、微量測定を行いたいシーンでも広く活躍しています。 もちろん搭載されている機能も文句なしです。

    ・島津製作所
    測定に必要とされる機械を多く扱っている企業です。 他のメーカーのものよりも最小表示から秤量までの幅が大きく設定されているため、通常計量から微量計量まで広く使えるのが魅力です。 搭載機能も多彩で、故障にも強いと定評があります。

  • まとめ

    電子天秤は通常の天秤やはかりに比べると細かい部品や薬など微量計測を行うことができるため、1mgもの誤差も許されない場所でも広く用いられています。
    もちろん通常計量も可能なので、電子天秤一つで様々な物質を計測できるのはもちろん、多彩な機能が搭載されていることが多いため、様々な用途で使えるのが嬉しいポイントですね。
    しかし、電子天秤と一言で言っても様々な仕組みのもの、そして様々なメーカーから発売されていることから「何を選んだら良いかわからない」となるかもしれません。
    リョーマレンタルでは専門スタッフがいつでも、どんなことでもご相談承りますので、もしお困りの際にはご相談ください。