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土質測定器レンタル

土質測定器

  • 土質測定器とはどんな機械?

    私たちの周りには多くの機械が存在していますが、今回ご紹介するのは「土質測定器」と呼ばれる機械です。
    一体どのような役割を果たす機械なのか、よく分からないという方のために詳しくご紹介していきます。
    土質測定器とは別名「ph測定器」「土壌酸度計」とも呼ばれ、土壌の酸度状態を調べるのに用いる機械のことです。
    このような機械の必要性としては、酸性が強い土壌では野菜が上手く育たなかったり、野菜の根が傷んでしまったりするため、発育不良につながってしまいます。
    特に農家や園芸家にとってはこのような状態になることは死活問題とも言えますので、定期的に土質や土壌の状態を確認しなければなりません。
    まだ土質測定器が発明されていない頃は目で見て、手で触って、野菜の発育を見て「土壌がどのような状態であるか」や「どのように改良すれば良いか」を判断していました。
    しかし、土質測定器が発明され、広く使用されるようになってから自動で測定し、数値を目視化できるようになったため、非常に野菜や穀物を育てやすくなったと言われています。
    ちなみに酸性が強いと問題になるだけではなく、アルカリ性に傾いてしまってもマグネシウムや鉄などのミネラルの吸収が妨げられることによって野菜が思うように育たなかったり、病気になってしまいます。

  • 土質測定器はどんなシーンで使われる?

    あまり聴き馴染みのない方もいらっしゃるかもしれませんが、土質測定器はどのようなシーンで使われる機械なのでしょうか。
    今後土質測定器をレンタルしようとお考えの方は、用途や使われるシーンを参考にしてご検討ください。
    日本はご存知の通り四季があり、5月後半から6月前半には梅雨も存在し、非常に湿気が多くなります。
    日常生活にも支障をきたすこの時期ですが、実は野菜や果物、穀物にとっても大きな被害となることが懸念されます。
    日本の気候は温暖かつ雨が多いという特徴を持っていますが、その結果土の中に元々ある窒素分やカルシウム、マグネシウムが流れ出てしまうことから、土壌の状態が悪くなってしまう可能性があります。
    そこで、野菜や果物を育てて収入にしているような農家や園芸家などはこの土質測定器を使い、今土壌がどのような状態になっているのかや、何が足りないのか、どんな対策を取れば良いのかを分析します。
    プロの農家や園芸家はもちろん、本業は全く違う事業を行っている企業でも、多くの人に周知されるために園芸を始めることもあるでしょう。
    そういった普段園芸を行っていない場合や、園芸の知識が少ないといった場合にも土質測定器は幅広く活躍しています。

  • 土質測定器の種類と使い方

    土質測定器は野菜、果物、穀物、草花など自然の力を使って何かを育てる時に大活躍する機械ですが、大まかにどのような種類があるのかご存知でしょうか。
    どのような機械でも一種類だけではなく複数の種類が存在していることから、それぞれの種類の特徴やメリット、デメリットを知っておくと商品選びの参考になります。
    こちらでは土質測定器にはどのような種類があるのか、それぞれの違いについて詳しくご紹介していきます。
    土質測定器には大きく分けて2種類のタイプがあり、一つは電池がいらないタイプでもう一つは電池がいるタイプです。
    それぞれを詳しく見ていくと、まず電池がいらないタイプはその名の通り電池なし、面倒な設定なしで土壌に挿すことで数値を測定し、正しく土壌の状態を把握することができます。
    手軽に使えるので初心者向けの商品ではありますが、乾燥した土壌だと測定までに時間がかかるというデメリットがあります。
    また、肥料が多い土壌だと測定の精度が下がったり、不正確なデータが出てきてしまう可能性があります。
    一方電池が必要なタイプは電池がいらないタイプよりも安価でかつ多機能なものが多いので直感的に操作可能です。
    ただし、定期的な電池交換や設定の見直しが必要になるのがデメリットです。

  • 土質測定器の始まりと歴史

    様々な土壌の状態を確認するのに必要不可欠である土質測定器ですが、一体どのようにして発明され、現在のように広く使われるようになったのでしょうか。
    こちらでは土質測定器の始まりと歴史について詳しくご紹介していきますので、ぜひ知識の一つとして取り入れてみてくださいね。
    土質測定器の始まりのきっかけはハーバーとベックマンの二人の人物が大きく関係していると言われています。
    ハーバーは測定用のガラス電極を発明し、ベックマンはpH 測定器を商品化したことで知られており、両者の発明を上手く活かして現在があると言えるでしょう。
    まずハーバーですが、高校の化学で「ハーバー法によるアンモニア合成」を勉強し、1918年には窒素と水素からアンモニアを製造できることを発見したことによって、ノーベル化学賞を受賞しました。
    一方1935年になるとベックマンがpH 測定装置を正式に製品化しました。
    この背景にはpHの概念を提唱したセーレン・セーレンセンの依頼やサンキスト・グローワーズから速く正確なレモンジュースの酸性度の測定装置の開発の依頼が関係しています。
    レモンジュースの酸性度を正確に測定できるようになると、この発明を元に会社を立ち上げ、2004年には商業的に成功した最初のpHメーターとしてアメリカ化学界から認定されました。

  • 土質測定器が有名なメーカー

    あらゆるメーカーから土質測定器が発売されていますが、レンタルするとなるとやはり高性能で使い勝手が良いものを検討したいものですね。 こちらでは土質測定器が有名なメーカーをいくつかご紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。

    ・シンワ測定
    土質測定器をはじめ、曲尺、直尺、各種定規、水平器、ノギス、コンベックス、はかり、温度計、レーザー墨出し器など、測定できる機械や道具を主に取り扱っている会社です。 主に電池不要なタイプを商品化しており、土壌に挿すだけでデータを測ることができる商品が優秀です。 土壌への挿入部分が円錐形という特徴があるため、土壌との密着度が大きく精度が高いのも特徴です。

    ・LANMU
    土壌の状態を調べるのにph指数だけではなく、他の状態も確認したいというのであればLANMUの商品がおすすめです。 土壌酸度、照度、水分計の3つ一緒になった商品は、一つ使うだけで一発で土壌の状態を正確に把握することが可能です。

    ・SATO
    園芸はもちろん、植木鉢やプランターなどの土質を簡単に測定できるのが特徴です。 デメリットとしてはセンサー部を100mm以上突き刺さなくてはならないので、硬い土壌や浅い土壌の場合は使えない点が挙げられます。

  • まとめ

    土質測定器には様々な種類がありますが、まずは電池不要タイプと電池必要タイプのどちらを使うべきか特徴を踏まえてご検討ください。
    電池不要タイプは複雑な操作が必要ないので初めて土質測定器を使う方でも楽に操作が可能ですが、電池必要タイプに比べるとやや精度が劣ってしまう可能性があります。
    一方電池必要タイプは電池の交換が都度必要なのと、条件によって設定をその都度変更しなければならなかったり、時計のように常に設定が狂っていないか確認する必要があります。
    リョーマレンタルでは様々な測定器を取り扱っていますので、もし「何を借りたら良いかわからない」と疑問に感じましたら、専門スタッフにお声がけください。