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非破壊検査器レンタル

非破壊検査器

  • 「非破壊検査」ってどういう検査?

    何らかの物質の状態を検査するには、場合によっては物質を破壊したり、形状を変えないと検査できない場合があります。
    物質の形状を変えてしまうことによって、正確な数値やデータを導き出せる一方で、建築や工事に影響が出てしまう場合があります。
    そこで発明されたのが「非破壊検査」という検査方法ですが、これは一体どのような特性を持った検査なのでしょうか。
    その名の通り「非破壊」つまり、物質や建材を破壊せずに検査を行う試験方法であり、物を壊すことなくその物質の状態を正確に知ることができるという点が一番の魅力と言えるでしょう。
    もちろん破壊しなくては検査できない物質や状況もあるとはいうものの、最近では非破壊で検査できるものが多くなってきており、現場への負担が少なくなりつつあります。
    検査対象物には鉄、プラスチック、金属、紙類など様々なものがありますが、非破壊検査を用いることによって複数のデータを取得することが可能です。
    取得できるデータの種類は多種多様で、しっかりと検査することによって目視では発見できない物質の欠陥を見つけ出したり、安全性を確認することができます。
    破壊検査に比べて全種類の検査を実現しやすいため、多くの現場で取り入れられています。

  • 非破壊検査にはどのような種類があるの?

    物を壊さずに対象物の状態を即座に確認することができるのが非破壊検査ですが、実は様々な種類があります。
    多くの現場ではこれからご紹介する全ての種類の検査を行い、より安全性の高い物質であることを確認してから工事や建築に取り掛かります。
    非破壊検査には大きく分けて5種類あり、それぞれの検査で発見できる欠陥が異なります。
    どれか1つだけを取り入れるだけでも確実な情報を仕入れることができますが、複数の検査を組み合わせることによって違う角度からの検査が可能なので、精度の高い検査が実現できます。
    まず始めに「放射線透過試験」と呼ばれるもので、X線を透過させることによって欠陥像をX線フイルムなどにより観察するという方法です。
    もし異物が混入している場合は透過量は少なくなりますので、一目で結果が分かります。
    「超音波探傷検査」は、超音波を照射することで生じた反射波を画像化し内部の欠陥を導き出します。
    「浸透探傷検査」は対象物質の内部に浸透液を浸透させ、内部の浸透液を吸い出すことによって欠陥指示模様ができます。
    「磁粉探傷検査」は対象物質を磁化させ、鉄粉を散布して欠陥磁粉模様を観察します。
    最後に「過電流探傷検査」は電流を流したコイルを対象物質にコイルを用いて過電流を流し、コイルの状態を確認します。

  • 非破壊検査のメリットとデメリット

    非破壊検査は物を壊さずに様々な検査方法でその物質の欠陥がないかを調べることができ、一見メリットしかないように感じられます。
    しかし、どのようなものでも同じようにメリットがあればデメリットも存在しますので、検査として用いる際は特徴やメリットデメリットをしっかりと把握しておく必要があります。
    まずは非破壊検査によるメリットについて詳しく見ていきましょう。
    一番に挙げられるのが、再三ご紹介している「物を壊さなくても検査ができる」という点です。
    しかも、非破壊検査には放射線透過試験、超音波探傷検査、浸透探傷検査、磁粉探傷検査、過電流探傷検査とあらゆる種類がありますので、違った角度から、また違った欠陥を導き出すことが可能です。
    物を壊さないことによって当然復元する手間も省けますので、現場での生産性が上がるのもメリットの一つです。
    一方デメリットとしては、全ての検査を行おうと思うと行程が多くなり、準備に時間がかかったり、検査に必要な機械を用意するのが大変という点が挙げられます。
    一つ一つの機械を用意して検査を行うとなると膨大な費用がかかりますので、複数回使うのであれば購入しても良いですが、何度使うか分からないというのであればレンタルがおすすめです。

  • 非破壊検査に用いられる機械

    非破壊検査を行うことによって正確なデータを得ることができますが、どの検査を行うにしても必ず機械装置が必要になります。
    こちらではそれぞれの検査に必要とされる機械について詳しくご紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。
    全ての検査を必ずしも行う必要はありませんが、全種類行った方がより安全性が高まり、作業効率もUPすることがあります。
    レントゲン写真のような原理で欠陥を見つけることができる放射線透過試験では、X線発生装置やX線デジタルディテクター、工業用X線フィルムなどを用います。
    超音波深傷試験では超音波探傷器を用いますが、近年ではコンパクトなハンディタイプが主流です。
    コンパクトながら必要な機能を搭載しているばかりか、厚さ測定モードも標準搭載している商品も存在します。
    電磁誘導深傷試験では探傷装置と試験用コイルの二つを用います。
    ちなみに渦電流試験、渦電流探傷試験とも呼ばれる検査です。
    磁気探傷試験では画像処理式磁粉探傷装置や三相全波(IVR)方式磁化電源、パルス方式磁化電源などを用います。
    最後に浸透探傷試験では前処理として洗浄液を、浸透処理として浸透液(染色浸透探傷剤)を、洗浄処理として乾いたウエスを、現像処理として現像剤を使用します。

  • 非破壊検査器が有名なメーカー

    非破壊検査では大きく分けて5つの検査方法があり、それぞれ違った機械を使い、違った角度から検査結果を導き出すことができます。 全ての検査において必要な機械が異なる上、全ての機械は高額です。 もしあまり多くの回数使用しないというのであれば、全てを購入するよりもレンタルした方が安心です。 こちらでは非破壊検査器が有名なメーカーをいくつかご紹介していきます。

    ・コーンズテクノロジー株式会社
    世界で扱われている先進的かつ高品質な製品・技術を日本市場へと導入することを目的とした企業です。 小型なのに高性能、高画質なデータを実現できる機械や特殊検査ツールの併用が可能な機械など、まさに最先端の技術を駆使した機械を多く取り扱っています。

    ・センスシングスジャパン株式会社
    様々な分野の課題をディープラーニング技術を用いた外観検査AIシステムなどにより、解決することが可能です。 外観検査工程を自動化することにより、高精度な結果を得られることはもちろん微細な欠陥を検知でき、それらを無人で行うことができるのが魅力です。

    ・新電子株式会社
    他の企業にはない「オーダーメイド製品」を扱っているのがこちらの企業です。 「こんな検査機械が欲しい」という声に答えて、数多くの装置を製作してきた実績を持ちます。 中には仕様書がないものを一から作り出したなど、豊富な知識と高い技術力を持つからこそ成せる技です。

  • まとめ

    あらゆる検査には物質を破壊しなくては結果が得られないものから、非破壊でも高精度な結果を得ることができるものまで様々な種類が存在します。
    当然非破壊検査の方がより安全に、かつ負担が少なく検査を行うことが可能なため、自動車や鉄道車両、航空機等の輸送機、工場の設備、建築物などの検査を行う際に用いられています。
    もちろんこれ以外にも「物を壊さずに物質の状態を知りたい」という際には非破壊検査が便利ですので、これから非破壊検査を行おうとお考えの企業様はぜひリョーマレンタルで各種機械のご相談お待ちしております。
    「どんな機械を使えば良いかわからない」「どの検査を行えば良いかわからない」といった場合も、専門スタッフがご相談承ります。