タイヤローラレンタル
タイヤローラ
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タイヤローラとは?どのような機械?
道路工事で用いられる機械には様々なものがありますが、今回ご紹介するのは「タイヤローラー」という機械です。
道路工事を行う際には複数の機械を併用して、より確実な道路を作り上げたり、補修を行います。
その際に用いられる機械がタイヤローラーというものなのですが、初めて取り入れようとお考えの企業様にとっては「どのような特徴があるのか」という点に疑問を感じられるかもしれません。
こちらではタイヤローラーの詳しい特徴についてご紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。
タイヤローラーとは、建設現場や工事現場などで地面を押し固める転圧と呼ばれる作業を行う際に使う機械のことを言います。
地面を押し固めるのに使われる機械はタイヤローラーの他にも振動ローラーやハンドガイドローラーなどがありますが、タイヤローラーの特徴は空気入りのタイヤを左右一列に3~4個配置した車軸を、車体の前後に配置しているのが特徴です。
タイヤが左右一列にあるという形状から「タイヤローラー」という名前が付いているとされており、タイヤの素材はゴム製です。
よってゴムタイヤのメンテナンスを行わなければいけませんが、強い圧力をかけることが可能です。 -
どんなシーンでタイヤローラが使われる?
タイヤローラーの特徴についてご紹介しましたが、一体どのようなシーンでタイヤローラーが使われるのでしょうか。
こちらではタイヤローラーが使われる具体的なシーンについてご紹介していきますので、これから導入を検討されている企業様がいらっしゃいましたらぜひ参考にしてみてください。
タイヤローラーが使われる主なシーンは、主に土壌やコンクリートの転圧作業やアスファルト塗装の仕上げ工程です。
具体的にご説明すると、路床や路盤の転圧では複数回に分けて転圧作業を行うとされていますが、一般的な舗装の場合は基本的に初期転圧を2回、二次転圧を複数回、仕上げ転圧を2回行います。
タイヤローラーは車体が重いため、また取り回しが行いやすいという特徴がありますので、初期転圧で使われることが多いとされています。
ロードローラーに比べると小回りが効き、狭い場所でも使いやすいため、最初にしっかりと固めてからロードローラーに移行するというパターンが多いでしょう。
アスファルト舗装の仕上げに関しては、タイヤローラーの持つ、タイヤの仕組みがとても役立ちます。
タイヤローラーのタイヤは空気圧により重さを変えることができるため、仕上げに最も適している機械なのです。 -
タイヤローラの仕様と特徴
道路舗装やアスファルトの仕上げなどに使われるタイヤローラーですが、具体的にはどのような仕組みになっているのでしょうか。
詳しい仕組みを理解しておくことによって、より適切に、無駄なくタイヤローラーを使うことができるはずです。
タイヤローラーの仕組みや特徴を詳しく見て行くと、まずタイヤローラーには散水装置が付いています。
ロードローラーの多くは本来の重量を使って地面を締め固めるという仕組みとなっていますが、締め固める対象物によってはタイヤに別途付属物が付いているものを利用する場合があります。
タイヤローラーの中には車体前後に水や油を散布するための装置が備えられていることがあり、これを使って最適な水量を散水できるように調節することが可能です。
締め固めをより強固なものにするために水が使われるのですが、タイヤローラーは水量調節がスムーズにできるので、どんな対象物であっても問題なく作業が可能です。
次にタイヤローラーの速度についてですが、アスファルト舗装仕上げなどを行う際、敷いたばかりのアスファルトは温度が高く柔らかく不安定な状況であるため、走行する速度が重要となります。
そのようなアスファストに対して、タイヤローラーでは2~3Km/hでゆっくりと転圧を行うことができます。 -
タイヤローラを扱う際の注意点
初めてタイヤローラーを取り扱いたいと思っている企業様にとっては「どのような使い方をすれば良いのかわからない」というような悩みをお持ちかもしれませんね。
もちろんせっかく有能な機械であっても間違った使い方をすれば、想定していた結果通りにいかないかもしれません。
特に道路や地盤工事などを行う際には的確に正しく機械を使う必要がありますので、タイヤローラーの正しい使い方や注意点についてはしっかりと知っておくことが大切です。
こちらではタイヤローラーを扱う際の免許についてや、メンテナンスについて詳しくご説明していきます。
まずタイヤローラーを扱う際の免許についてですが、実はタイヤローラーが分類されるロードローラーを扱う際に必要な資格、免許は一種類しかありません。
それが「締固め用機械運転者」という資格であり、講習と実技によって取得ができます。
またロードローラーを道路で走らせる場合は大型特殊自動車免許、または小型特殊自動車免許が必要になっていますので注意してください。
次にメンテナンスについてですが、タイヤを用いる機械であるため、ゴムタイヤのメンテナンスは必要不可欠とされています。
ゴムタイヤに傷がついていないか、空気圧は適正かをその都度把握しておきましょう。 -
タイヤローラが有名なメーカー
これからタイヤローラーを取り入れたいと思っている企業様も少なくないでしょうが、どのようなメーカーがタイヤローラーを扱っているか知らないという場合も多いのではないでしょうか。 こちらではタイヤローラーを扱っている主要メーカーについてご紹介していきます。
・関東鉄工株式会社
こちらの企業ではタイヤローラーをはじめあらゆるロードローラー、道路舗装用機械、建設機械を取り扱っています。 市街地、小規模舗装工事にも対応できる3tタイヤローラなどもあり、こちらは超低騒音型なので、近隣に迷惑をかけることなく作業を行うことが可能です。 また、優れた施工性、メンテナンス性、安全性にも定評があります。
・酒井重工業株式会社
こちらの企業では主にロードローラーを取り扱っており、あらゆる商品のラインナップが豊富であるため、多方面からの購入が絶えません。 タイヤローラー以外にも振動ローラーや舗装用ローラー、小型締固め機械なども取り扱っています。 道路建設機械事業を通じて、世界の国土開発という社会事業に貢献することを経営の基本方針としている企業です。
・株式会社カネココーポレーション
こちらの企業ではタイヤローラーなど道路舗装機械以外にも、掘削機械、不整地運搬機械、溶接機など幅広い建機を取り扱っています。 タイヤローラーは3tからあり、確実・快適な操作性が特徴です。 -
まとめ
初めてタイヤローラーを取り入れようとお考えの企業様にとっては「どのような商品を選べば良いのか」という点で疑問を感じられるかもしれません。
確かにタイヤローラーと一言で言っても、メーカーや商品によって優れた点やスペックが大きく異なるものです。
大切なのは「どのようなシーンでタイヤローラーを使うか」という点や「どんな対象物を締め固めるか」という点であり、適切な商品を選ぶ必要がありますね。
初めてタイヤローラーを扱うという企業様は商品選びに疑問を感じてしまうかもしれませんので、その際にはリョーマレンタルにご相談ください。
専門スタッフが常駐していますので、ご相談承ります。