プレートレンタル
プレート
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プレートとは?どのような機械?
道路工事においてプレートと呼ばれるものは非常に大きな役割を持っていますが、プレートとはどんなものか、今までに使ったことがない企業様はよく分からないかもしれませんね。
こちらではプレートとはどのようなものか、どんな特徴を持っているのかご紹介していきますので、これから導入を検討されている企業様はぜひ参考にしてみてくださいね。
プレートとは、別名「転圧機」と呼ばれるものであり、地面などを締め固める働きを持っている機械です。
転圧を行うことによって地面をしっかりと固め、人や車が上を通っても安定して歩けたり、走行ができるようにすることが目的です。
また、転圧を行なった後にアスファルトを敷くこともあり、転圧作業をしっかり行わないとガタガタの道路ができてしまいます。
主に表層の転圧作業に向いているとされており、上下運動ではなく振動のみで締め固めることができるとされています。
本体の重量は30~80kgが基本ですが、重量が重いほど転圧力が強くなるため、どのようなシーン、土壌でプレートを使うかによって本体の重量を変える必要があります。
また、プレートでは大きな力が加わりますので、誤って足を踏んだり、衣服を巻き込んだりすることは絶対に避けなければなりません。 -
プレートの種類と特徴
道路工事に必要不可欠な機械とされているのがプレートですが、実はプレートと言っても様々な種類があります。
こちらではプレートの種類とそれぞれの特徴についてご紹介していきますので、「プレートについて詳しく知りたい」という企業様はぜひご参考ください。
プレートの種類をご紹介すると、まず重量ごとに分けることができます。
先ほどご紹介したように本体の重量によって締め固め力が異なりますので、どのくらいの重量のものを選ぶかは非常に重要になってきます。
まず軽量型のものは40kg台であり、軽ければ軽いほど取り回し性が高いのが特徴です。
60~80kgとなれば最もオーソドックスなものであり、転圧力と取り回し力がちょうどバランス良くなっているのが特徴です。
80kg超えのものはよりしっかりと締め固めたい場所や、土壌がボコボコしているといった場合に使い、じっくりと機械を動かす作業に適しています。
転圧盤の幅によっても機械の性質、特徴は大きく変わります。
転圧盤の幅の広さは機種によって様々ですが、幅が広ければ広いほど一度に転圧を行う能力に優れています。
しかし、同時に取り回し力が低下してしまうので、使い勝手が悪いと感じられるかもしれません。 -
プレートの上手な選び方
プレートと言っても様々な種類があるので「どれを用いれば良いのかわからない」と迷っている企業様も少なくないかもしれませんね。
紹介したように、プレートには機種によって様々な特性があります。
どのようなシチュエーションや土壌で使うのか、何人がプレートを使って作業を行うのかによって選ぶべき機種が変わってくるでしょう。
安全で確実な道路工事を行う際には適切なプレートを選ぶことが必要不可欠とされています。
こちらではプレートの上手な選び方についてご紹介していきますので、これからプレートの導入を検討されている企業様は参考にしてみてください。
プレートの選び方として最も重要なのが重量クラスであり、軽く使える40kgから大型の80kgのものまで存在します。
その中でもより一般的に使われているのが60kg~79kgまでとなっていますので、特にこだわりがなければこのクラスで十分でしょう。
転圧盤幅もプレートを選ぶ際の重要なポイントとなっていますが、作業効率を優先するか、取り回し力を優先するかによって選ぶべき幅が変わってきます。
最後に機能にも着目していただきたいのですが、水タンクや散水装置が付いていたり、低騒音型であったりと商品によって持っている特徴が大きく異なります。 -
ランマーとプレートの違いとは?
プレートとよく似た機械として道路工事で用いられるのが「ランマー」と呼ばれるものです。
ランマーと聞くとどのようなイメージをお持ちでしょうか。
こちらではプレートとランマーの具体的な違いについてご紹介していきますので、これから道路工事を行う企業様はぜひ知識として取り入れてみてくださいね。
実はランマーもプレートも両方とも土壌を固めたり、平らにならしたりする際に利用されます。
このような作業を行う機械のことを「転圧機」「締固め機」と呼びます。
しかし両者の大きな違いは転圧力の大きさです。
ランマーの方がプレートに比べると打撃力、転圧力が強いためよりしっかりと地面を固めることができます。
また仕組みも全く異なり、プレートは振動のみで締め固まるのに対してランマーは装置の自重と上下に動く衝撃を利用します。
ではプレートはどのようなシーンで使われるのかというと、同じ道路工事でも広い範囲を平らにならすのに適しています。
つまり、デコボコとして地面をしっかりと締め固めるのではなく、表層を綺麗にならすことを目的としているため、ランマーで締め固めた後にプレートを使うこともあります。
ランマーを選ぶなら粘土質の地盤などで、プレートを選ぶなら地面を均等にならしたい時におすすめです。 -
プレートが有名なメーカー
道路工事において様々な機械、工具が使われますが、プレートも転圧機として大いに役立っています。 プレートと一言で言っても重量タイプの違いから転圧盤幅の違いまで、機種によって様々な特徴があります。 こちらではプレートを取り扱っている企業をいくつかご紹介していきます。
・株式会社明和製作所
こちらは1945年設立という長い歴史を持つ企業です。 埼玉県にある建設機械の製造・販売を手掛けるメーカーであり、プレートの他にもランマー、振動ローラー、コンクリートカッター等などを代表商品として取り扱っています。 全ての商品が高品質、高性能であり、小型の建設機械の製造を得意としており、その活躍の場は日本にとどまらず世界にも広がっています。
・三笠産業
こちらは1937年創業であり、東京に本社を構えています。 建設機械の製造・販売を手掛けており、多くのプロ用製品を展開しています。 「THINK HARMONY(調和)」がモットーであり、人・機械・社会の調和を一番に考えた商品開発、製造を心がけている企業です。
・範多機械株式会社
「道路機械の未来を目指す」というコンセプトを持った企業で、道路工事に必要な機械、工具を多く取り扱っています。 プレートに関しては軽量タイプから移動車輪を標準装備したものまで幅広く取り揃えています。 -
まとめ
道路工事には様々な機械や工具が登場し、それぞれがあらゆる働きをします。
その中でも地面を締め固めるプレートは同じような能力を持つランマーと併用されることも多く、道路工事の基盤づくりとしては欠かせない機械となっています。
振動のみで地面を締め固めるのでランマーに比べると転圧力は弱いものの、地面をなだらかにしたり、美しい土壌を作るのに適しています。
初めてプレートを導入したいとお考えの企業様にとっては「どのような商品を選べば良いかわからない」と迷われてしまうかもしれませんね。
リョーマレンタルではあらゆる種類のプレートを取り揃えていますので、これからプレートをご利用の企業様はぜひご相談ください。