振動ローラレンタル
振動ローラ
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振動ローラとは?どのような機械?
道路を作る機械には様々な種類がありますが、その中でもより強い馬力を持つものが今回ご紹介する「振動ローラ」と呼ばれるものです。
振動ローラは道路を作ったり、補修をする際に使われるロードローラーの一種ではありますが、一体どのような特徴がある機械なのでしょうか?
こちらではロードローラーについて詳しくご説明していきますので、これから取り入れようとご検討している企業様はぜひ参考にしてみてくださいね。
振動ローラという名前は聞いたことがあってもどのように使われる機械なのかご存知ない企業様もいらっしゃるかもしれません。
道路工事を行う際には工程に合った機械を使い分けることによって、より丈夫で美しい道路を作り上げることが可能です。
振動ローラとはその名の通り、振動をさせることによって道路を締め固めるという機械になります。
道路にはアスファルトなどの素材が使われていますが、適切に締め固めなければ脆弱な道路となってしまいます。
振動ローラはロードローラーに比べて軽量でありながらも、パワフルな力を持ちその馬力は鉄製のローラーの数倍にもなると言われています。
振動ローラの仕組みとしては、前輪か後輪もしくは前輪と後輪の双方を振動させることによって稼働させます。 -
振動ローラーのメリットとデメリット
振動ローラは他のロードローラーに比べると非常に強い力を持ち、また締め固める力がとても強いため、「高い圧をかけたい」という時に最適な機械です。
ロードローラーの種類には振動ローラの他にも様々なものが存在していますが、特に強固な道路を作りたいという際にはこの振動ローラが使われます。
初めて振動ローラを取り入れたいとお考えの企業様は、ぜひこちらでご紹介するメリットとデメリットをご参考にしてみてください。
振動ローラの一番の魅力といえば、やはり強い力で押し固められるという点でしょう。
ロードローラの中でも圧力が高い手押し式ローラが存在しますが、振動ローラに関しては振動の力を用いるため、さらに高い圧力をかけることが可能です。
メーカーや商品によってスペックは異なりますが、鉄製のローラーの重さの数倍にもなる強い圧力で押し固めることができるのが魅力です。
ちなみに押し固める力はローラー本体の重さの3~4倍の力とも言われており、大型のものであればあるほど強い力を入れることが可能です。
一方デメリットとしては、大型の機械であるため小回りが利かなかったり、取り扱う際に挟まれたり、踏まれたり、巻き込まれるなどの事故が起こりやすいといった点が挙げられます。 -
振動ローラーの種類と特徴
道路を工事する機械には様々なものが存在していますが、今回は振動ローラをご紹介してきました。
振動ローラは前輪、後輪のどちらかもしくは双方に振動を加えることによって強い力で地面を押し固めることができるのが一番の魅力です。
しかし、振動ローラと言っても数種類ありますので、こちらではそれぞれの特徴について触れていきたいと思います。
振動ローラの仕組み自体はどれも同じものの、使い方や仕様が異なるので、シチュエーションに応じて適切なものを選ぶのが良いですね。
振動ローラには大きく分けて「振動マカダムローラー」と「振動タイヤローラー」が存在します。
それぞれの特徴を見て行くと、振動マカダムローラーは前方に1つ、後方に2つの鉄の車輪がついているタイプのものとなり、振動がないタイプを「マカダムローラー」と呼びます。
建設現場や工事現場では最もよく用いられるタイプの機械であり、これに振動を加えたものが振動マカダムローラーとなります。
振動タイヤローラーに関しては、前輪、後輪ともにゴム製の車輪を使用しているタイプのローラーのことを言います。
車輪は鉄製ではなくゴム製であるため「タイヤローラー」という名前が付けられており、このタイヤに振動を加えたものが振動タイヤローラーとなります。 -
ロードローラーの始まりと歴史
振動ローラは道路舗装に使われる機械の一つであるロードローラーに分類されます。
道路工事は長い歴史を経て今のような体系、やり方になったとされていますが、一体いつどのようにして始まったのでしょうか。
こちらではロードローラーの始まりと歴史について詳しくご紹介していきます。
ロードローラーを扱ったことがある企業様も歴史については知らない方が多いと思いますので、ぜひこちらを参考にしてみてください。
ロードローラーが登場したのは中世から近代に入った時とされており、道路を整備する際に画期的な機械が欲しいという現場の声から生まれました。
当時道路といえば、馬車が通る道を指しており、当然車や人が通るようには改善されていませんでしたので、とてもボコボコとしており、通行に支障をきたすこともあったとされています。
当時の動力源は馬であることから、最初は今のようにエンジンや電気で動くものではなく、馬が牽引していたという記録があります。
17世紀後半には蒸気機関で動くスチームローラーが開発され、それ以来近代まで重宝されていました。
イギリスでは1970年代まで使われたいたようで、現在でも大型のロードローラーをスチームローラーと呼ぶことがあります。 -
振動ローラが有名なメーカー
車輪を振動させることによってより強力な力で地面を押し固めることができる振動ローラはあらゆるシーンで扱われています。 しかしながら、メーカーや商品によって特徴や仕様が異なるため、納得いくものを選ぶ必要があります。 こちらでは振動ローラを取り扱っている主要メーカーをご紹介していきます。
・関東鉄工株式会社
こちらの企業では振動ローラを数多く扱っており、振動ローラハンドガイド式、振動ローラ搭乗式とバリエーション豊富です。 振動ローラ以外にもタイヤローラやクローラ洗浄機などあらゆる建機、メンテナンス機器を取り扱っています。
・酒井重工業株式会社
こちらの企業では振動ローラをはじめ、建設現場や工事現場で広く使われる機械を豊富に取り揃えています。 設立当初は自動車、内燃機関車および蒸気機関車の部品製造ならびに修理を目的としていましたが、1929年からは道路転圧用各種ロードローラの製造を開始しました。
・コベルコ建機株式会社
こちらではあらゆる道路工事用機械を取り扱っており、振動ローラ以外にも前後進コンパクタ、土木用振動ローラ、ハンドガイド振動ローラ、レフューズコンパクタなどが存在します。 転圧施工状況をリアルタイムに把握し、盛土締固め作業の効率化・品質の向上を図るシステムも搭載しています。 -
まとめ
道路工事において必要不可欠とされる振動ローラに関しては、あらゆるシーンで取り扱われており、メーカーや商品によって特徴が異なるため「どれを選んだら良いのか」という点で迷ってしまう企業様もいらっしゃるかもしれませんね。
振動ローラはロードローラに比べると非常に強い圧で押し固めることができますので、より強固な道路、地盤を作ることが可能です。
よって、道路工事だけではなく地盤改良など建設現場でも取り扱われることが多いでしょう。
振動ローラは様々なメーカーが取り扱いをおこなっていますが、それぞれ特徴が異なるため、適切なものを選ぶ必要があります。
リョーマレンタルでは各種振動ローラを取り揃えていますので、ぜひご相談くださいね。