仮設トイレレンタル
仮設トイレ
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仮設トイレの概要
仮設トイレは工事現場をはじめイベント会場や避難場所など、様々な場所に設置される仮設のトイレのことです。本来、トイレは建物に併設される他、独立したものとして設置されることが多いですが、仮設トイレはそれらのトイレとは別物です。
実際に仮設トイレは簡単に設置できるのはもちろん、簡単に撤収できるのも特徴となっています。建物に備え付けるものや独立して建てるものだと、気軽に移動させることはできません。しかし、仮設トイレであれば任意の場所に設置・撤収できるのです。
そのため、工事現場では作業員のトイレとして、イベント会場では来場客のトイレとして、避難場所では被災者のトイレとして置かれるわけです。このように通常のトイレを置けない場において導入が検討されるもの、それが仮設トイレとなります。
もちろん、現場によってはより強固なトイレが必要となることもあるのですが、仮設トイレで対応できる場合に関してはローコストで投入できる仮設トイレが重宝されます。まさにトイレの中でも利便性・汎用性に特化したトイレ、それが仮設トイレとなるわけです。 -
仮設トイレの種類
仮設トイレとは単に言っても、実はいくつかの種類があります。その種類は大きく分けて4つです。1つ目が簡易水洗トイレ、2つ目が本水洗トイレ、3つ目が非水洗トイレ、そして4つ目がバイオトイレです。
簡易水栓トイレというのは給排水工事が不要で、汲み取りが必要となるタイプとなります。本水洗トイレというのは給排水工事が必要で、汲み取りが不要なトイレとなります。多くの現場ではこれら2つの仮設トイレが設置されています。
その他、給排水工事が不要で汲み取りが必要となる非水洗トイレ、通称ボットン便所もありますし、近年では給排水工事も汲み取りも不要なバイオトイレなど増えています。それら仮設トイレを現場の用途に合わせて設置するわけです。
当然、現場によって必要となる仮設トイレは違ってくるため、どの種類の仮設トイレを選ぶかによって排泄環境も大きく変わります。もちろん、設置する仮設トイレによって予算も変わるため、そこは予算とも照らし合わせながら判断していくことが必要です。
他にも仮設トイレによっては大きさなどで分類されることもあります。その場合は小型から中型、大型の他、連結できるタイプもあるので、ぜひ現場ごとに選びたいところです。 -
仮設トイレの役割
仮設トイレのメインとなる役割は、当然ながら排泄にあります。仮に工事現場に仮設トイレが設置されていなかった場合、どうなるでしょうか。近くの建物にあるトイレを借りるか、もしくは我慢するしかなくなります。当然、工事が必要となる現場によってはトイレなどないことも多いため、実質我慢しなければならないことも多くなるわけです。
これはイベント会場であっても避難場所であっても同じことが言えるでしょう。それら現場にいる人の排泄を手助けしてくれるのが仮設トイレです。むしろ排泄以外の目的で仮設トイレが設置されることはありません。
近年は仮設トイレとは言ってもレベルが上がっており、かつてのようにボットン便所ばかりではなくなっています。むしろ水洗式のものもありますし、洋式のものもあります。特に近年は訪日外国人が増加した影響を受け、洋式の仮設トイレがかなり増加したと言えるでしょう。
このように時代が求める理想の仮設トイレの形を模索しながら、常にその役割を担っているのが現代の仮設トイレです。中には環境問題にも配慮したものも増えているなど、単なる排泄をする場所というより、さらにそこからワンステップ踏み込んだものも多くなっています。 -
仮設トイレのメーカー
仮設トイレは多くのメーカーが扱っているのですが、よくある現場に設置された仮設トイレは、以下5つのメーカーのものが多いです。もちろん、他にも仮設トイレを手掛けている業者はいくつかあるものの、これから仮設トイレを購入・レンタルする場合はここで挙げるメーカーのものを選んでみてはいかがでしょうか。
・クローバー
・ビーエスケイ
・ハマネツ
・大橋今右衛門
・日本セイフティー
仮設トイレは以上のメーカーが定番となっています。特にクローバーやビーエスケイ、ハマネツなどは多くの現場で見かけます。それだけでなく、大橋今右衛門や日本セイフティーのものも見かけることが多いです。まさにこれらの業者が日本の排泄現場を支えていると言っても過言ではありません。 仮設トイレは建物に備え付けるものや独立して建てるものとはまた別物なので、これら仮設トイレを手掛けて数年数十年というメーカーのものを選ぶのがおすすめです。特に業界では知らない人がいないと言われるメーカーもあるので、もし仮設トイレが必要ということなら優秀とされる業者のものから選びましょう。 -
仮設トイレレンタルのメリット・デメリット
仮設トイレは新品を購入する場合、数十万円というなかなか大きな出費となりがちです。そのため、もし初期費用を抑えたいということならレンタルがおすすめです。レンタルであれば設置料金を見ても数万円からやってくれるところが多くなっています。
・仮設トイレレンタルのメリット
仮設トイレレンタルであれば、大幅に初期費用を抑えられます。実際に新品購入によって仮設トイレを設置するとなると、それだけでも20万円~40万円ほどかかることがあります。しかし、そこをレンタルにするだけで数万円に抑えられるのです。 本水洗トイレとなると予算が膨らむ可能性はありますが、簡易水洗トイレや非水洗トイレであれば1万円~2万円で設置できるものもあります。それら本体代も維持費もかからないという点こそ、レンタルの魅力と言えるでしょう。
・仮設トイレレンタルのデメリット
仮設トイレレンタルは活用できる事例も多いですが、どうしても借り物となります。そのため、中古が嫌という方にとってはおすすめできません。やはり仮設トイレは衛生面に関わる最たるものなので、そこは借り物ではなく新品を購入した方が良いという方もいます。 もちろん、レンタルであっても衛生面は徹底洗浄されているので問題ありません。しかし、どうしても気持ち的に嫌という方もいるかもしれません。 -
まとめ
仮設トイレは無数の現場で必要となるトイレです。工事現場やイベント会場、避難場所だけではなくその他の観光スポットなどでも必要となります。しかし、それらの会場には仮設トイレが必須です。それでいて1台だけではなく複数台必要となることは確実です。そうなるとすべて新品購入した場合、大幅に予算オーバーとなってしまうこともあります。
そのため、もし節約したいということなら仮設トイレレンタルを活用してみましょう。事実、リョーマレンタルでは豊富なラインナップで仮設トイレを提供しています。当社はリーズナブルながらクオリティの高い仮設トイレを手掛けているので、もし仮設トイレが必要なら、気軽にご相談ください。