ブロワーレンタル
ブロワー
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ブロワーとは?どのような機械?
掃除を行う道具には様々な種類があり、ただ単に「掃除機」だけではなく、今回ご紹介する「ブロワー」という機械も存在します。
こちらではブロワーの特徴や仕組みについて詳しくご説明していきますので、これから導入をお考えの企業様はぜひこちらを参考にしてみてください。
ブロワーとは気体にエネルギーを与えて圧力を上げ、速度を増加させて送り出す装置のことを指します。
いわゆる「送風機」と呼ばれるもので、床や地面に落ちているゴミや埃、木くず、鉄粉などを吹き飛ばす際に使われるものです。
ブロワーが使われている機械には様々なものがありますが、主に浄化槽をはじめ、各種機器や家電製品、パソコンなどに用いられることが多いです。
大型のブロワーであれば製造設備やクリーンルームなどに利用されることもあり、産業や工業、医療現場など広い範囲で用いられます。
場面やシチュエーションによって用いるべきブロワーの大きさや種類は異なりますので、どのような目的で使うのかによって選ぶべきブロワーが変わってくると言われています。
ブロワの仕組みは本体に空気を噴出する送風口とノズル、周りの空気を取り入れる吸い込み口、燃料タンク、送風を開始するトリガーといったシンプルなものになっています。 -
ブロワーの種類は?
ブロワーはいわゆる送風機のことを指しますが、ブロワーといっても実は様々な種類が存在しています。
用途に応じて適切なブロワーを選ぶ必要がありますので、こちらでそれぞれのブロワーの特徴について詳しくご説明していきます。
まずはブロワーの可動タイプについてですが、100V電源式の場合その名の通りコンセントから電源を取り起動するものとなっています。
充電式はバッテリーを用いてブロワーを起動させ、エンジン式はエンジンやモーターを使用して強力に送風することが可能です。
次にブロワーの形状ですが、業務用でも多く用いられているのが手持ち型のブロワーです。
その名の通り手でブロワーを持って送風することができますが、いくら軽量とはいえ長時間稼働していると手に負担がかかるのが難点です。
次に背負い型ブロワーですが、こちらは背中にブロワーを背負ってリュックのように扱うことができるので長時間や大規模な場所であっても負担なく清掃を行うことができます。
最後に一番大きなブロワバキュームと呼ばれるものですが、こちらは送風するだけではなく集めたゴミを吸い込んで回収することができるため、送風で一箇所に集めた後に一気に吸い込むことができる掃除機のような役割も果たします。 -
どのようなシーンでブロワーが使われる?
ブロワーを使ったことがないという企業様にとっては「どのようなシーンで使われるものなのか」という点に疑問を感じられるかもしれませんね。
ブロワーが使われるシーンは実に様々なので、「どんなシーンで使えるか」ということを知っておくと多種多様に使用することができます。
こちらではブロワーが使われるシーンや用途について詳しくご説明していきます。
ブロワーは業務用として扱う場合、特に工場などで大活躍する機械の一つとされています。
例えばプレス機や溶接機などを使用する製造現場や工場である場合、鉄粉や木くずなどが落ちたり舞ったりしますが、それらをブロワーを使って一箇所にまとめたり、吸引してクリーンな環境を保つことができるのです。
吸引に関しては繊維や食品工場などでも役立ち、主に加工物の破片などを吸引することによって既製品に破片や繊維が紛れ込むのを防ぎます。
送風機ということもあり、送風能力がとても高いため、ガスバーナーや焼却炉、医療機器への空気供給の際にも活躍しており、送風によって工事現場や電車、クリーンルームといった清浄な空気を必要とするシーンでも役立ちます。
最後に、送風によって乾燥や冷却も可能であるため製造ラインにて加工物の乾燥や冷却を行い品質保持を行うことも可能です。 -
ブロワーの始まりと歴史
「ブロワー」という機械自体は聞いたことがある企業様も多いかと思いますが、ブロワーがいつから登場してどのような歴史を辿ってきたのかは知らないかもしれませんね。
ブロワーをお使いになられるのであれば、ぜひ豆知識としてブロワーの歴史について知っておくと良いかもしれません。
こちらではブロワーの始まりや歴史について詳しくご紹介していきます。
ブロワーはご存知の通り送風装置ですが、初期のブロワは別名「ふいご」という名前でした。
ふいごは古代ローマや古代中国の文献にも登場していることから非常に古い歴史を持ちますが、現在のように電気やエンジン、バッテリーで動くものではなく、当時は人力で動かしていたようです。
人力で送風を行うというのは非常に大きな力や人数を必要としたため、その後改良が行われ水力を利用した仕組みが発明したのをきっかけにブロワーはどんどんと現在に向けて進化を遂げてきました。
水力で動くブロワーが発明されると、蒸気や電気といった新たな動力源の登場をきっかけに今度は空気圧を利用した装置が登場しました。
空気圧を使うことによってあらゆる場所に応用することが可能となり、例えば蒸気機関車のエアブレーキや、自動ドアの開閉などにも使用された記録が残っています。 -
ブロワーが有名なメーカー
ブロワーは送風、吸引、冷却、換気、乾燥などあらゆる機能を持つ機械であるため、多くの企業や現場で使われている事実があります。 そんな機能性の高いブロワーだからこそ様々なメーカーが製造を行なっている現状があります。 こちらではブロワーを取り扱っている主要メーカーをご紹介していきます。
・株式会社マキタ
主に電動工具や掃除用具で名高いのがマキタですが、ブロワーの取り扱いもあります。 マキタのブロワーは軽量でコンパクトながらも非常に強力なパワーを持つため、あらゆる現場で活躍している現状があります。 小さいタイプのものを選ぶと女性や小柄な方が扱えるのはもちろん、長時間の稼働でも負担が少ないとされています。
・E-Value株式会社
環境コンサルティング事業を行なっている企業で、こちらで取り扱っているブロワーはコンパクトで手軽に扱えるのが魅力です。 ハンディタイプのブロワーには集じん機能としても使えるようにダストバッグがセットになっていますので、あらゆる箇所の掃除に最適です。
・リョービ株式会社
建築用品や印刷機器などを取り扱っている企業で、こちらのブロワーはパワフルな風量が魅力的です。 他のメーカーの商品のように風量調節機能はないものの、最大風量3.5m3/min・風圧5.5kPaのパワーを持っているため、効率よく清掃を行えます。 -
まとめ
あらゆる機能を持つブロワーは建築現場、製造現場、医療現場、ショッピングモールや神社など多岐に渡る場所で活用されています。
掃除機を使って掃除を行うのも良いですが、特にハンディタイプのブロワーを使うことによって軽量かつコンパクトであるため、長時間の稼働でも負担が少ないのが魅力です。
ブロワーには様々な種類がありますので、目的や用途に応じて適切な商品を選ぶのが重要とされています。
そんなブロワーを「使ってみたい」という企業様はぜひリョーマレンタルにご相談ください。
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